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「首脳宣言なし」のG7は時代の波にさらわれゆく

2019年8月26日(月)13時00分
ニューズウィーク日本版編集部

REGIS DUVIGNAU-REUTERS

今年のG7(主要国首脳会議、8月24~26日)開催地はフランス南西部のリゾート地、ビアリッツ。そのビーチには地元のサンドアーティストによって各国首脳の顔が男女平等を訴えるメッセージと共に描かれた。ただ今回は自由貿易などをめぐる合意が難しく、開催前から史上初の首脳宣言見送りが報じられている。存在意義が疑問視されて久しいG7が、時代の波に流される日も遠くない、かも。

<本誌2019年9月3日号掲載>

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