政権入りする以前のマティスは反イランの姿勢で知られていたが、政権内では穏健派と見られていた。しかし次第に、トランプが行う政権幹部の議論から締め出されるようになった。トランプは前日にも、シリアから米軍を段階的に完全に撤退すると発表して国防総省を驚かせているため、それもマティスの辞任と関係しているのではないか、という憶測が流れている。

共和党のリンゼー・グラム上院議員は会見で、「マティスは(米軍シリア撤退が)適切な時期ではないと考えている」と語った。グラムによれば、マイク・ポンペオ国務長官とジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)もシリア撤退に反対している。

これに対してトランプはツイートで反論した。「兵士たちの命を救い多額の経費を節約するシリア撤退に、グラムが反対するとはとても信じ難い。なぜアメリカは敵国シリアのために戦っているのか? ロシアやイラン、中東の人々のために駐留し、イスラム国を殺しているのか?」

さらにCNNやウォールストリート・ジャーナルが政府関係者の発言として報道したところによると、次にトランプは、アメリカ史上最も長い戦争となるアフガニスタンの駐留米軍の撤退を今度こそ発表する準備を進めているという。

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