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ロシア疑惑トランプ、側近とロシア人弁護士による会合を事前に把握
7月27日、トランプ米大統領(右)の顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏(左)は、トランプ氏が2016年6月にトランプタワーで側近がロシア人弁護士と接触することを事前に知っていたと明らかにした。写真はニューヨークで4月撮影(2018年 ロイター/Leah Millis)
トランプ米大統領の顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏は、トランプ氏が2016年6月にトランプタワーで側近がロシア人弁護士と接触することを事前に知っていたと明らかにした。CNNが26日、関係筋の話として伝えた。
大統領の長男であるドナルド・トランプ・ジュニア氏や娘婿のジャレッド・クシュナー氏、当時の選対本部議長だったポール・マナフォート氏は、2016年6月、ロシア人弁護士らと面会し、民主党のヒラリー・クリントン候補に不利になる情報の提供を持ちかけられたという。
CNNによると、コーエン氏は、ロシアによる2016年米大統領選への介入疑惑を捜査するモラー特別検察官に対し、大統領がこの面会を事前に把握していたと説明する意向という。
トランプ大統領の顧問弁護士を務めるルディ・ジュリアーニ氏は26日、ロイターに対し、コーエン氏は「信用できない」と発言。検察官側がコーエン氏の主張を受け入れる場合、捜査は台無しになると述べた。
コーエン氏はロイターのコメントの求めに応じていない。同氏の代理人はコメントを差し控えた。
モラー氏の広報担当者とマンハッタン連邦検察局の報道官もコメントを差し控えた。
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