最新記事

アメリカ外交

トランプ、北朝鮮の制裁問題でロシア非難 知財問題で中国に罰金も

2018年1月18日(木)18時42分


中国に「巨額の罰金」検討

トランプ氏は、中国が米国の知的財産権を侵害している可能性を指摘。この問題について調査を開始したと説明。インタビューに同席したコーン国家経済会議(NEC)委員長は、米通商代表部(USTR)がまもなく勧告を行うと明らかにした。

トランプ氏は「非常に巨額の罰金を科すことを検討しており、近く発表する」と語り、米国は中国との良好な関係を望んでいるが、中国は米国を公平に扱うべきだと主張した。

通商問題に関して中国への措置を公表する計画だとし、この問題を1月30日の一般教書演説で取り上げる考えを示した。

トランプ氏は、習近平国家主席と中国の米国債購入に関して議論したことはないと述べた。

ブルームバーグは今月、中国の外貨準備を見直す当局者らが、米国債の購入ペースを落とすか、購入を停止する提言を行った、と報じた。

トランプ氏は、そうした動きが米経済への打撃になるとは考えていないと述べた。

また、米国、メキシコ、カナダの3カ国による北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉について、トランプ大統領は最善案は協定の廃止だとの考えを示した。

大統領は「われわれはNAFTAの再交渉中だ。私がNAFTAを廃止するかもしれない」と発言。「NAFTA廃止が最善策になるが、多くの人々はそれを理解していない」と語った。

米国内では議員のほか、農業や自動車などの業界団体がNAFTA継続を訴えている。

NAFTA再交渉の第6回会合は来週からカナダのモントリオールで開催される。

共和党を支援、もろ刃の剣か

トランプ氏は、中間選挙を控えた今年は共和党の過半数議席を維持するため選挙戦の支援に尽力する方針を明らかにした。ただ、中間選挙に向けた党内の予備選には関与しない可能性を示唆した。

大統領は「共和党議員を増やす必要があるため、その支援に1週間のうち4─5日を充てるつもりだ」と発言。「真の政策課題を実現させるには共和党議員を増やす必要がある」と述べた。

また、共和党の予備選で特定の候補者を支持することはないと示唆。代わりに、11月の中間選挙で民主党が奪還を目指す共和党の過半数議席を維持することに専念するとみられる。

昨年のアラバマ州上院補欠選挙の予備選では、大統領が支持した候補が保守強硬派の候補に敗れている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、月間では主要通貨に対し2%

ワールド

トランプ氏、議会承認済みの対外援助予算を撤回へ 4

ワールド

訂正-トランプ氏、ハリス前副米大統領の警護打ち切り

ビジネス

再送米PCE価格、7月前年比+2.6% コアは5カ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 3
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界がうらやむ国」ノルウェーがハマった落とし穴
  • 4
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 5
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 6
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    「人類初のパンデミック」の謎がついに解明...1500年…
  • 9
    トレーニング継続率は7倍に...運動を「サボりたい」…
  • 10
    自らの力で「筋肉の扉」を開くために――「なかやまき…
  • 1
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 2
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 3
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 4
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 5
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 6
    なぜ筋トレは「自重トレーニング」一択なのか?...筋…
  • 7
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 8
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 9
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 10
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中