最新記事

発育

子供の運動能力から超常現象好きまで 指の長さで分かるいろんなこと

2017年8月29日(火)16時45分
松丸さとみ

指の付け根(折れる部分)から指先まで、人差し指と薬指の長さをそれぞれ測る。人差し指の長さを薬指の長さで割って出てくる数字が、あなたの「示指環指比」だ。例えば人差し指が7.8センチで薬指が8.2センチなら、示指環指比は0.95だ。男性の平均値は0.95、女性は0.97だという。

ガーディアンによると、示指環指比が平均値よりも小さい場合、その人は積極的で、攻撃的でさえあるかもしれない。摂食障害に陥る可能性は、平均値より大きい人と比べて低い。男性で平均値より小さい場合は、より男性的で支配的な力を持つ人という印象を与える。ある調査では、プロのミュージシャンの場合、平均値よりも小さい人の方が、スキルが高かったという。

一方で示指環指比が平均値よりも大きい場合、性格的な特徴としては、同調性に長けている傾向にあるという。つまり、示指環指比が平均値よりも小さい人と比べ、「良い人」という印象になる。男性の場合、試験の成績は良いが、超常現象や迷信を信じやすいところがあるという。ストレートの女性やゲイの男性の場合は、示指環指比が平均値よりも大きいと、男性的な顔つきのパートナーを好む傾向があるという。

トムキンソン教授の調査同様、ガーディアンによるとこうした特徴は、胎児の時に受けたテストステロンの量によって出てくる違いとのことだが、テストステロン以外にも指の長さに影響する要因はあるので、こうした特徴に当てはまらなくても心配しないように、とのことだ。

【参考記事】金ががん治療に有効? キモセラピーの副作用低減か
【参考記事】自分に「三人称」で語りかけるだけ! 効果的な感情コントロール法

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガリニューアル!
 ご登録(無料)はこちらから=>>

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

米首都近郊で起きた1月の空中衝突事故、連邦政府が責

ワールド

南アCPI、11月は前年比+3.5%に鈍化 来年の

ワールド

トランプ氏、国民向け演説で実績強調 支持率低迷の中

ワールド

ドイツ予算委、500億ユーロ超の防衛契約承認 過去
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 9
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 10
    【銘柄】「日の丸造船」復権へ...国策で関連銘柄が軒…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 5
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 9
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 10
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中