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香港返還20年 若者たちは中国への「愛国心」薄く

2017年7月1日(土)11時37分

政治に関心がないと言うフェリックス・ウーさんのような、より穏健な学生さえ、中国の漢民族である前に、香港人だという意識を持っている。

「中国はかなり大きな市場で、香港はこの市場に統合する必要があるだろう。だが政治的には、50年間は何も変わらないと約束した。その約束に少し逆行しているように思える」とウーさんは言う。

ビジネスを専攻し、公務員志望のルドウィック・チャンさんは、自分は第1に香港人だと考えるが、そのアイデンティティーは、中国人であることと矛盾しないと考える。

「2つの異なる文化は、共存できる。香港と中国は統一されるべきだと繰り返すのではなく、双方が、お互いを理解するよう努めるべきだ」とチャンさんは語る。

香港で学ぶ中国本土出身の学生の中には、明るい見方をする人もいる。

「20年は、始まりでしかない」と香港に来て3年になるビジネス専攻の学生ヨシ・ユエさんは述べた。「(中国への)帰属意識はゆっくり育つだろう。政治ではなく、文化から来るものだ」

(Venus Wu記者、Tyrone Siu記者、翻訳:山口香子、編集:下郡美紀)

[香港 26日 ロイター]


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