最新記事

アメリカ政治

ホワイトハウス人材難 「変人」トランプと働きたい人なんていない

2017年6月1日(木)20時00分
グレッグ・プライス

「以前はホワイトハウスで働いていて、大統領に会ったことのない人なんていなかった」と、トランプの元顧問は言う。「ホワイトハウスで働けるなら何でもするという人も中にはいる。5000人分の回転式名刺入れとネットワークを持つ首席補佐官さえいれば、そうした人材を見つけてうまく配置してくれる」

【参考記事】トランプ政権のスタッフが転職先を探し始めた

より熟練のリーダーを雇うか優れた才能で政権幹部を一新できれば、ジョン・マケイン上院議員のような共和党内の重鎮にももっとトランプ政権を売り込むことができるかもしれないのだが。

先日マケインは、トランプの言動はアメリカ人と同盟国に不快感を与えていると述べた。「トランプの言動のなかには同盟国を不安にさせるものがある」と、マケインはAP通信にコメントした。「(トランプ政権は)多くのアメリカ人も不安にさせる」

ホワイトハウスには確かに新しい人材が必要だ。

【参考記事】米共和党はトランプ経済政策にNOと言えるか
【参考記事】ライアンやマケインも敵に回し、ますます孤立するトランプ

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アオイ電子、シャープ三重事業所第2工場と土地を取得

ビジネス

消費者態度指数7月は3カ月ぶりマイナス、食品値上げ

ビジネス

サムスン電子、半導体事業94%営業減益 下期は徐々

ビジネス

エーザイとバイオジェンのアルツハイマー病薬、4年後
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから送られてきた「悪夢の光景」に女性戦慄 「這いずり回る姿に衝撃...」
  • 3
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目にした「驚きの光景」にSNSでは爆笑と共感の嵐
  • 4
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 5
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 6
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 7
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突…
  • 8
    M8.8の巨大地震、カムチャツカ沖で発生...1952年以来…
  • 9
    街中に濁流がなだれ込む...30人以上の死者を出した中…
  • 10
    「自衛しなさすぎ...」iPhone利用者は「詐欺に引っか…
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 3
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心…
  • 6
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 7
    「様子がおかしい...」ホテルの窓から見える「不安す…
  • 8
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 9
    タイ・カンボジア国境で続く衝突、両国の「軍事力の…
  • 10
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 7
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 10
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中