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2016米大統領選

トランプ・タワー、選挙活動でアトリウム一時閉鎖、NY当局が調査開始

2016年6月2日(木)10時27分

 5月31日、米大統領選の共和党候補指名を確実にしたドナルド・トランプ氏が、ニューヨーク・マンハッタンにある「トランプ・タワー」の公共スペースであるアトリウム(吹き抜け)を選挙関連イベントのために一時閉鎖し市民の立ち入りを禁止したことについて、市当局が調査に乗り出した。5月撮影(2016年 ロイター/Carlo Allegri/File Photo)

米大統領選の共和党候補指名を確実にしたドナルド・トランプ氏が、ニューヨーク・マンハッタンにある「トランプ・タワー」の公共スペースであるアトリウム(吹き抜け)を、選挙関連イベントのために一時閉鎖し市民の立ち入りを禁止したことについて、市当局が調査に乗り出した。

31日午前中、トランプ氏の警備スタッフは数時間にわたり、訪れた市民や観光客がビルの入り口に近づくのを制止していた。退役軍人のための資金集めイベントについて同氏がアトリウム内で記者会見を開くことにしたためだ。

同市ビル管理局の広報担当者は「ビル所有主と市当局の取り決めに反し、(公共スペースのアトリウムを)閉鎖した疑いについて調査を始める」とロイターに語った。

市内には数十カ所のPOPS(民間所有の公共スペース)が設けられている。より高層階のビルを建てたい不動産開発業者との交換条件として、ビルの密集する地区で市民のためのスペースを確保する狙いがある。

トランプ・タワーの場合、ピンクの大理石を施したアトリウムを毎日午前8時から午後10時(訂正)まで市民に開放する義務がある。入り口上部には金色でその文言が記されている。他のPOPS同様、私用のために年4回まで閉鎖することはできるが、事前に市当局の許可を得なければならない。

市当局はトランプ氏が許可を申請したり、市が許可したりした記録は一切ないとしている。違反した場合は4000ドルの罰金が科される。

このタワーの最上階にはトランプ氏の自宅があり、仕事上の本社もここにある。

*英文の訂正により、5段落目の開放時間を「午前10時から午後8時」から「午前8時から午後10時」に訂正します。



[ニューヨーク 31日 ロイター]


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