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トルコ首都で爆弾が爆発、28人死亡・61人負傷

軍司令部や議会、官公庁が集まる地区で自動車に仕掛けられた爆弾が爆発

2016年2月18日(木)10時57分

2月17日、トルコの首都アンカラで自動車爆弾が爆発し、28人が死亡、61人が負傷した。写真は現場に向かう救急車両(2016年 ロイター/UMIT BEKTAS)

 トルコの首都アンカラで17日、自動車爆弾が爆発し、28人が死亡、61人が負傷した。副首相および政府報道官が明らかにした。

 爆発が起きたのは、夕方のラッシュアワーと重なる現地時間の午後6時半(日本時間18日午前1時半)過ぎ。現場は軍司令部や議会、官公庁が集まる地区で、爆発は停められていた軍用バスのそばで発生した。

 犯行声明は出されていない。

 首相府の高官によると、ダウトオール首相は同日ブリュッセルに向かう予定だったが、急きょ出発を見合わせた。エルドアン大統領も、アゼルバイジャンへの訪問を延期した。

 

[アンカラ 17日 ロイター]


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