サービス拡大続くアマゾン 運輸事業ではグーグル、アップルしのぐ特許件数
クラウド
同社は330億ドル規模の子会社「アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)」を通じ、顧客企業との提携事業も拡大している。今年はフォードおよびVWとクラウド事業で提携した。
AWS幹部によると、独複合企業シーメンスも加わるVWとの提携事業は、世界中にあるVWの工場122カ所とサプライヤー企業の工場約3万カ所をデジタルで結ぶ「産業クラウド」の構築を目指すものだ。
フォード子会社オートノミックのギャビン・シェリー最高経営責任者(CEO)によると、同社とフォード、アマゾンの3社は運輸業界のクラウド・プラットフォームの構築で協力している。
アレクサ
アマゾンの自動車産業への参入では、同社の音声アシスタント「アレクサ」が中心的な役割を果たしている。
同社はアレクサの自動車への搭載で多くの自動車メーカーと協力しており、GM、フォード、ボルボ、ホンダとの間では、オンラインで注文した品物が自動車に配送されるサービスで提携した。
(Ben Klayman記者、Paul Lienert記者)


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