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育児情報の発信を通じ「循環型社会の意識」を啓発...「ママ視点」のイベントを開催する産案の挑戦

2026年1月28日(水)13時00分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー

未来を担う子どもたちに、古着回収を通じてSDGsを

イベント実施までには、場所選定、出演キャラクター、スケジュール、予算調整など多くの困難が立ちはだかり、これらの問題を同時に解決する必要があった。さらに、イベントの価値を企業にどう理解してもらうか、他の類似イベントとの差別化をどう図るかも課題だった。

それでも「子どもたちに楽しんでもらう。イベントを成功させる」という揺るぎない信念が、社内外の連携を推進し、開催を実現させた。

本イベントは、「ママだけでなく子どもたちにも楽しんでもらいたい」という強い思いの下で開催されている。会場では椅子の代わりにマットを敷き詰め、子どもが自由に動き回れる設計にするなど、細部にまで配慮が施された。また、ママがゆっくり休める小スペースを確保し、荷物の多さによる身体的負担にも配慮した構造とすることで、親子双方の満足度を高めた。

さらに、SDGsの観点からは、子どもとママが参加できる古着回収を実施。再生ポリエステルの原料となるポリエステル繊維を取り出すプロセスについても紹介され、参加者に循環型社会の意識を啓発する機会となった。こうした取り組みを通じて、「循環していることを知ってもらうのは難しいが、まずは捨てずに回収することを知ってもらえたように思う」と関係者は語る。

イベント終了後には、「リアルな場で、子育てしている親たちの声を聞けた」「信頼できる情報を求めている層が集まった」といった声が寄せられた。オンラインが主流となる時代における、リアルイベントの価値が再認識された瞬間でもあった。

現在、まだこのようなイベントの周知が十分とはいえず、今後の課題としてイベントの継続的な発信力が求められている。
それでも産案は、来年度も2000名の来場を目標に取り組みを進めていく構えだ。

子どもも大人も楽しめる、信頼できる子育て情報の提供。その場を提供することで、産案はよりよい社会の実現を目指している。産案の挑戦は、これからも続く。

◇ ◇ ◇


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