大気質指数200超え!テヘランのスモッグは「殺人レベル」、最悪の環境危機の原因とは?
経済的影響も甚大
保健省は最近、呼吸器疾患や心血管系の疾患を含む大気汚染関連の病気で年間5万9000人前後が死亡しているとの推定を出した。こうした健康危機の経済的影響は年間170億ドルを超え、同国の保健予算総額を上回る。
これらの数値は、環境問題と公衆衛生の両方に対処する政府の継続的行動が緊急に必要であることを示している。このレベルの汚染が続く限り、テヘランを含むイラン全土の当局者は学校閉鎖の延長、注意喚起、緊急措置の可能性を含め、大気汚染を厳重に監視し続けると予想される。
だが、この種の即応策だけでは不十分だ。汚染物質の排出削減、公共交通の改善、都市計画を含む長期的な環境・インフラ改革の必要性も浮き彫りになっている。
テヘランが世界最悪の汚染都市から脱却するきっかけをつかめるかどうかは、当局が今後数カ月で公衆衛生、経済的負荷、地域の環境問題にどう対応するかで決まりそうだ。
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