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賛同企業は370社以上!...三本珈琲が「数の力」で目指すコーヒーベルトの輝く未来

2025年10月21日(火)13時00分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー

コーヒー産地と食料不安の関係を示す地図

コーヒー産地と食料不安の関係:色が濃いほど全人口における食料不安の割合が高いことを表す世界地図と、コーヒー栽培に適した気候の地帯「コーヒーベルト」を重ねてみると、その多くの国や地域の色が濃く色づいていることがわかる

企業の社会的責任を果たすと同時に、営業部門には強力な武器に

コーヒー生産国の多くは、食料に不安を抱える人口の割合が高い。三本珈琲はコーヒー製造業社として、産地国のレジリエンス強化の支援は当然取り組むべき課題と捉え、現状の支援にとどまらず未来への投資の手段として「レッドカップキャンペーン」を選択したという。

学校給食支援を通じてコーヒー生産国の未来を支援する。そして、その国々で生産されたコーヒー豆を使用してコーヒー製品を販売し、国連WFPの学校給食支援に売り上げの一部を寄付する。

事業活動としての収益性を確保しつつ、企業としての社会責任も果たしながら、世界と自社の持続性を強化するという好循環を生み出しているのだ。

このプロジェクトはサステナビリティ推進室を発端に始動したが、商品の販売には顧客と直接関わる営業部門の協力が欠かせない。

まずは営業部門に取り組みの主旨や効果を理解してもらうことが重要だったが、地道な説明や営業同行などを通したコミュニケーションを積み重ね、現在では営業部門が主体的にこの商品の主旨やレッドカップキャンペーンについて説明し、販売できるまでになっている。

正木氏は「取引企業から、当社商品を通じた何らかの社会的貢献を求められることが増えている中、レッドカップキャンペーンのようなストーリーを持った商品は営業活動の武器になっています。今後、10年20年とこの取り組みを継続し、コーヒー産地への還元と自社事業への貢献の循環が分断せずに理解され、両立するよう工夫し続けていくことが最も重要な課題だと感じています」と話す。

SUNSHINE COFFEE PROJECTを含む三本珈琲の活動は、秋田県主催の「あきたSDGsアワード2024」を受賞するなど、食品業界においてSDGsを具体的な形に落とし込んだ先駆的な例として注目を集めている。

レッドカップキャンペーンの商品のパッケージに記載されたスローガンは、「一杯のコーヒーが、ゆめをはぐくむ、みらいを照らす」。

コーヒー生産国の子どもたちがどんな夢を見ているのか、想いを馳せながら飲む世界中のコーヒーにレッドカップマークがついていたなら、それは地球の未来を変革する大きな一歩になるのかもしれない 。

◇ ◇ ◇

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どの企業も試行錯誤しながら、SDGsの取り組みをより良いものに発展させようとしています。今回の記事で取り上げた事例について、感想などありましたら下記よりお寄せください。
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