2.8億円を投じても回収しきれない...長崎県対馬の海洋ごみ問題と、日本人の「海離れ」
「地球に海が誕生する歴史から海の生き物たちの生態、海と関わる人たちの仕事図鑑など、海についてもっと知りたい!という気持ちが芽生えるような本の構成になっています。まずは未来の担い手である子どもたちに、海に対する理解を深めてもらいたい」と、Think the Earth理事の上田壮一さんは言う。
Think the Earthはこれまで書籍やワークショップなどを通じ、社会や環境の問題を自分ごととして捉えてもらう活動を行ってきた。近年では、持続可能な社会をつくるための学びを実践する先生たちを支援する「SDGs for School」という活動に力を入れている。
2018年にはビジュアルブック『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』(紀伊國屋書店)を刊行。書店で販売するとともに、教材として学校に無償で本を届けるというユニークなプロジェクトを実施し反響を呼んだという。本を寄贈した学校は2023年度までに累計1600校に達している。『あおいほしのあおいうみ』でも同様に、学校への寄贈を行う計画だ。
「本が完成したら、教師や生徒たちが一緒に考える場作りやフィールドワークも実践したいと思っています」と上田さんは言う。
「『海と日本人』に関する意識調査」によれば、「海に関する情報を得ている」人は、「海を守る行動」への意識も高いという結果が出ている。『あおいほしのあおいうみ』を読んだ子どもたちが、海を守る行動につなげてくれることを願う。
Think the Earthでは、制作中のビュアルブックを全国の教育現場に届けるために、最低限必要な印刷費や送料にかかる経費をゴールに、8月29日までクラウドファンディングを実施している。まずは100校に届けることが目標だ。
詳細は、READYFOR の「海と環境がテーマのビジュアルブックを教育現場に届けたい!」にて。

アマゾンに飛びます
2025年5月6日/13日号(4月30日発売)は「英語で学ぶ 国際ニュース超入門」特集。トランプ2.0/関税大戦争/ウクライナ和平/中国・台湾有事/北朝鮮/韓国新大統領……etc.
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
-
「外資系」ITヘルプデスク「英語:中級以上」/ITコンサルティング
エイラシステム株式会社
- 東京都
- 年収400万円~650万円
- 正社員 / 契約社員
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
「人事」 給与計算・社会保険業務経験3年以上の方限定/クライアントは外資系メイン 英語活かしてスキルアップ
株式会社クロスヴィジョンインターナショナル
- 東京都
- 年収450万円~600万円
- 正社員
-
労働安全衛生マネージャー「東京/外資系メーカー」
エドワーズ株式会社
- 東京都
- 年収800万円~1,100万円
- 正社員