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「この歩き方はおかしい?」幼い娘の様子に違和感...親が映像を公開、下された「厳しい診断」とは

Mom Sees Toddler Is Walking 'A Little Funny'—Then Comes Diagnosis

2025年9月15日(月)13時00分
マリア・モラバ

ブランコに座れないと気付いて初めて涙を流した

「かなりの時間、ショック状態にあったと思う」とブラムサールは言う。「親なら誰もが子供の健康や安全に不安を抱えているものだが、実際に自分たちの身に降りかかるまでは本当に何かが起こるとは考えていなかった」

この経験は、彼女がかつて苦しんでいた重度の産後うつや不安症の感覚を呼び起こし、娘がこれからどうなっていくのか心配になったという。「これからの日常がどうなるか、どうすれば彼女が幸せになれるか不安でいっぱいだった」

その後、ブラムサールは親として心を打ち砕かれるような「小さな喪失」にいくつも直面した。娘が公園のブランコに座れないと気付いたときには、初めて涙も流した。「そんなささやかな喜びさえ奪われるなんて、本当に打ちのめされた」

それほどの困難に見舞われたブラムサールだったが、最も驚かされたのは娘の回復力だった。体の半分を覆うギプスを装着した最初の1週間は最も厳しい状況で、「娘はほとんど眠れず、動けないことにイライラして、しょっちゅう泣いていた」という。

しかし1週間を過ぎるころ、何かが変わった。娘は新しい現実を受け入れ、自分なりに順応し始めたという。キャプションにもあるように、「自分の行きたい場所へ、自分なりの方法で行けるようになった」のだ。ギプスをつけたまま、ハイハイや寝返りをする方法まで覚えた。

「胸が張り裂けるような思いをしたのと同時に、不思議なほど慰められもした」とブラムサールは言う。「娘がこんなにも強く、そして今も強くあり続けていてくれることを本当に誇りに思っている」

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