最新記事
メンタルヘルス

20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精神病」だと気づいた「驚きのきっかけ」とは?

Gen Zer's Moment That Led to Schizophrenia Diagnosis: 'That's How You Know'

2025年8月20日(水)18時50分
ルーシー・ノタラントニオ

現在は実家で暮らしながら、メンタルヘルスに特化した遠隔医療プラットフォームの営業として働いている。また、SNSを通じて精神疾患への理解を広める活動にも力を入れている。

「自分自身を誇りに思ってる。25歳の1年間は症状に苦しんで失ったけど、それと引き換えに大きな気づきと人生経験を得た」とサーモンソンは本誌に語っている。

「学校に戻ることも、キャリアを積むことも全部逃したと思ってたけど、あの経験がなければ持てなかった『他人への共感』を得ることができた」

「ネット上では、『統合失調症には見えない』『嘘なんじゃないか』って言われることもあるけど、私は偏見をなくして理解を広めるために、自分の体験を発信している」

「いまは薬も進化していて、この病気と共に生きていくことができる。私はもう症状が出ていないし、回復の中で普通の生活をしっかり楽しめている」

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国外相がアフガン訪問、鉱物資源探査や一帯一路参加

ビジネス

米国株式市場=ナスダック・S&P続落、ハイテク株に

ワールド

NATO制服組トップ、ウクライナ「安全保証」米主導

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、トランプ氏のFRB理事辞任
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家のプールを占拠する「巨大な黒いシルエット」にネット戦慄
  • 2
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人」だった...母親によるビフォーアフター画像にSNS驚愕
  • 3
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自然に近い」と開発企業
  • 4
    夏の終わりに襲い掛かる「8月病」...心理学のプロが…
  • 5
    広大な駐車場が一面、墓場に...ヨーロッパの山火事、…
  • 6
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 7
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 8
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 9
    習近平「失脚説」は本当なのか?──「2つのテスト」で…
  • 10
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 3
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 4
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 5
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 6
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
  • 7
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 8
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 9
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 10
    債務者救済かモラルハザードか 韓国50兆ウォン債務…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中