たった2分目を離した隙に...新品の布団が犬のものに？

ピッピンと名付けられたその犬は、自分の小さな体全体にカバーを巻きつけ、まるでブリトーのような状態に。鼻先と目だけがのぞくその姿を見て驚いたリーは、すぐさま写真を撮影し、7月9日にX（旧Twitter）の @PervyPepper アカウントに投稿した。

「彼はいつでも何かにくるまってるの。カーディガンをソファに置きっぱなしにしたら、1分後には袖の中にいるわ」とリーは本誌に語った。

ピッピンの「くるまり癖」を考えれば、布団に潜り込むのは予想できたことかもしれない。だが、彼女の家には7匹のヤギ、8匹の金魚、9羽のニワトリ、4匹の犬、20匹以上の猫がいる。日々、動物たちの世話に追われているため、全てに目を配るのは難しい。

リーは動物保護活動に献身しており、助けを必要とする動物を常に自宅で受け入れている。「うちが『甘い家』って知られてるから、誰かが保護した動物を置いていくの」と彼女は話す。

人間でもふわふわのブランケットに癒されるように、犬もその心地よさや安心感に惹かれる。犬は恐怖を感じると、安全な場所に身を寄せる本能がある。野生では巣穴、自宅ではクレートやベッドがその役割を果たす。ブランケットはそれらと同じように、温もりと柔らかさでストレスを和らげてくれると、Wag Walkingの記事でも解説されている。

このような「もぐる」行動は、小型犬に多く見られるという。野生では小さな体が捕食の対象になりやすいため、身を守る本能が強く残っている。一方、寒冷地に適応した犬種も、寒さから身を守るためにブランケットに潜り込む傾向がある。