最新記事
ネットで話題

超難解な「単語探しパズル」がネットで話題...あなたには解ける?

Dad Challenges Internet To Solve His Kids' Word Search Puzzle, They Can't

2024年8月28日(水)10時40分
ジャック・ベレスフォード
「envy」が見つからない...父親がSNSに助けを求めた結果とは Sander Sammy-Unsplash

「envy」が見つからない...父親がSNSに助けを求めた結果とは Sander Sammy-Unsplash

<5歳の息子が挑戦した単語探しパズルがSNSで話題となり、父親のトムを筆頭に大人たちが次々と頭を抱えた>

ある父親が、ソーシャルメディア上の人たちに対して、5歳の息子が格闘している単語探しパズルを解いてみてほしいと問いかけた。ところが、誰ひとりとして答えを見つけられず、すっかり途方に暮れてしまったと、父親は本誌に語った。

【画像】誰も解けない? 5歳の息子が挑んだ「単語探しパズル」に大人たちが困惑

ハンドルネーム「u/LordBadgerFlap」が共有したレディット(Reddit)の投稿では、ある1児の父親が、一見すると簡単そうなタスクを他のユーザーたちに課している(この父親は、自分の名称として、「ノッティンガム在住のトム」を使いたいと希望した)。

ところが、その単語探しパズルに挑んだ人たちは、簡単とはまったく言えないことに気がついた。

単語探しパズルが多くの人のあいだで娯楽としてこれほど長く人気を博していることには、きわめてしっかりとした科学的な理由がある。英国のロンドン大学ゴールドスミス校の研究チームは2018年、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、単語探しパズルを解いている人の脳で起きていることを詳細に調べた。

その結果、この種のタスクを完了すると、気分をよくする化学物質ドーパミンを生成する脳領域が活性化することがわかった。

頼りの綱はレディット民

残念ながら、今回のケースでは、パズルに挑んだ人は、ドーパミンを浴びる機会を奪われるはめになった。なによりもイライラさせられるのは、表面的には、手元のタスクが簡単に見えることだ。「envy」という単語を見つけさえすれば、トムとその息子のためにパズルを完成させられる。

ところが、パズルに挑んだ人たちはすぐに、家族との食事中にパズルをちらっと見たときにトムが行きあたったのと同じ問題にぶつかった。ここでそのパズルを紹介しよう。

トムは本誌に、「ピザ・エクスプレスのレストランにあった、子どもが遊ぶための単語探しパズルだった」と述べた。「5歳の息子が、母親の助けを少しだけ借りながら、パズルを解こうとしていた。息子は『envy』が見つからないと言った。われわれは、たんに息子が見つけられないだけだろうと思った」

トムたちは当初、息子の年齢を考えれば、たんに見落としているだけだろうと思っていた。

「そこで、母親がパズルを受けとって見てみたが、それでも見つからなかった」とトムは話した。「彼女は『どこにもない』と言った。わたしは『あるに決まってる。見落としているだけだよ』と答えたが、やっぱり見つからなかった」

トムは途方に暮れた。パズルのスクリーンショットを親族に送ったが、何も返ってこなかったので、レディットに頼ることにした。「誰かが指摘してくれる、わたしたちが見落としているだけだ、と思っていた」

ピザ・エクスプレス広報の見解は

ところが、どちらも予想どおりにはならなかった。

「『envy』は見つけられなかったが、左下のセクションで『Jed』を見つけた。お役に立てますように!」と、あるユーザーは書いている。「子どもを長いあいだ夢中にさせるために、わざと抜かしているのでは?」と問うユーザーもいた。

第3のユーザーも、見つからないことを認めつつ、こうコメントしている。「これは、間違いなくミスプリント。Yが5個しかなくて、どれを使ってもENVYにはならない。いちばんそれに近いのがENNYで、たぶんこれがそのつもりだったんだと思う」

トムも、「ミスプリントか、ミスの見落とし」の可能性に同意したが、レストランではわざわざクレームはしなかったという。「会社のすることは、店舗スタッフにはどうしようもない」からだ。

本誌がピザ・エクスプレスに問い合わせたところ、同社はたしかにミスだと認めた。

ピザ・エクスプレスの広報担当者は、本誌にこう話した。「単語探しパズルのタイポについては当社も認識しており、次の増刷に先だって修正が施されています」

(翻訳:ガリレオ)

ニューズウィーク日本版 「外国人問題」徹底研究
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年1月27号(1月20日発売)は「『外国人問題』徹底研究」特集。「外国人問題」は事実か錯覚か。移民/不動産/留学生/観光客/参政権/社会保障/治安――7つの争点を国際比較で大激論

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

FRB議長、クック理事解任巡る最高裁の口頭弁論出席

ビジネス

カナダCPI、25年12月は2.4%上昇で予想上回

ビジネス

独企業の対米投資、25年にほぼ半減 貿易巡る不確実

ワールド

米最高裁が関税無効判断なら迅速に代替措置─USTR
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 2
    「耳の中に何かいる...」海で男性の耳に「まさかの生物」が侵入、恐怖映像と「意外な対処法」がSNSで話題に
  • 3
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 4
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 5
    「死ぬところだった...」旅行先で現地の子供に「超危…
  • 6
    中国、欧米の一流メディアになりすまして大規模な影…
  • 7
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 8
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 9
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 10
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 7
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中