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生まれつき手足がなく、ゲイの私が「美のインフルエンサー」になるまで

Anything Is Possible

2021年10月29日(金)11時12分
ゲーブ・アダムズウィートリー

初期のメークの動画は肩から上だけを撮っていたので、なぜ手を使わないのかと聞かれた。まず手足がないことを見せてから始めるようにしたら、動画の人気が出始めた。

程なくアダムと結婚することになった。ブライダルシャワー(これから結婚する花嫁を祝う前祝いパーティー)の動画をアップしたら、私の容姿をからかうようなコメントがたくさん来た。結婚は特別な出来事だから、式の動画を公開する気がしなくなった。でも式で歩いている私の動画をアップすると、アクセスが実に8600万回に達した。

こういうときの対応を改めなくてはと思った。SNSは時として意地悪な場所になる。私はもっと神経を図太くしなくてはいけない。

自分をビューティー・インフルエンサーだとはまだ思えないけれど、将来はメークで自分のブランドを持つか、コラボをできるようになりたい。どの化粧品店でも顔写真を見掛けるような存在になりたい。

そのとき祝福を受けるのは、私だけではない。障害者、ゲイ、有色人種のみんなだ。

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