最新記事

コミュニケーション

「ところでBTSの誰が好き?」 まったく関心のない質問への最強の『スマートな切り返しフレーズ』とは

2021年8月5日(木)19時45分
阿隅 和美(WACHIKAコミュニケーションズ代表) *PRESIDENT Onlineからの転載

このYes、but法を使えば、まずは、「友人が好きな対象の話」を受け入れ、その上で「自分の好きな対象の話」をするので、相手にも快く聴いてもらいやすくなります。

コミュニケーションには「返報性の法則」というものがあります。相手にして欲しいことがあれば、自分が先に行う。会話でも、自分が主張したいときこそ、先に相手の話題に乗る。主張したい場面での良好な関係づくりのコツです。

「もしかして、あまり好きじゃない?」と聞かれたら共感で切り返そう

こだわりがあるタイプでは、Yes、but法に加えて、こんなテクニックがあるとさらにスムーズになります。

・「さすがに話題を変えたい」とき
万が一、友人が自己中心的なタイプで、周りの空気を察することなく一人でしゃべり続け、暴走するタイプの場合におすすめなのが、「~と言えば」というフレーズでさりげなく話題を変える方法です。

たとえば、「BTSと言えば、韓国料理の美味しいお店、駅前にオープンしたの、知ってる?」というように連想ゲームのように関連する話題に展開していくのです。

ただし、この場合でも、最低2往復以上は、会話のキャッチボールをして、友人が振ってきた話題にしっかりお付き合いをしてから「~と言えば」と展開するのが会話のマナーです。

・「もしかして、あまり好きじゃないの?」と突っ込まれたとき
勘がいい友人ならあなたの様子を見て、「答えにくそう」と気づき、さりげなく話題を変えてくれるもの。ところが、ストレートな性格の相手だと「もしかして、あまり好きじゃないの?」と聞いてくることもあります。そんな風に突っ込まれた場合、どうしますか。

「いいと思うけど、ここがさあ」とつい言いたくなりますが、"評価"はNG。これでは自分の価値観を押し付けて上から目線になってしまいます。職場でも「いいと思うけど、ここが気に入らないんだよね」とやたらと自分の価値観を押し付けてくる上司に、カチンときたことはありませんか。

友人は、あなたが嫌いな理由を聞きたいのではなく、自分が好きな気持ちに"共感"をしてほしい。いいよね、といって一緒に盛り上がりたいのです。

この例でいけば、BTSをあなたが、好きか、嫌いかではなく、BTSの良さはわからなくても、メンバーの○○を好きなA子さんの心情を理解しようとすればいいと思います。

答え方としては、

「私はともかく、○○に夢中なA子さんの気持ち、わかるよ、伝わってくるよ」

という共感の言葉と、

「A子さんが○○を好きなくらい、私は、▼▼(BTS以外の対象者)が好きなんだよね」

等というようにお互いを尊重する会話のパターンをおすすめします。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国首相、フォーラムで一段の経済開放約束 日本企業

ワールド

G7、エネ供給支援へ必要な措置講じる用意 外相声明

ワールド

トランプ氏、米空港にICE捜査官派遣と警告 予算巡

ワールド

トランプ氏、イランに48時間以内のホルムズ開放求め
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公開...母としての素顔に反響
  • 3
    メーガン妃、親友称賛の投稿が波紋...チャリティーの場でにじんだ「私的発信」
  • 4
    BTSカムバック公演で光化門に26万人、ソウル中心部の…
  • 5
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 6
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 7
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 8
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記…
  • 9
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 10
    「日本人のほうが民度が低い」を招いてしまった渋谷…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 4
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 9
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 10
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中