浜辺で「全てをさらけ出した」女性...人工肛門のせいで「他人を恐れていた」自分と決別した瞬間の映像

現在のレビットは人生を楽しみ、ありのままの自らの姿を発信し続けている　@saralevs/Instagram

＜結腸手術の影響で人工肛門のパウチを腹部に装着する生活を強いられ、他人の目を恐れていた彼女だが、現在はモデルやクリエイターとして活躍している＞

10代の時に腸の手術を受けた影響で、ストーマ（人工肛門）のパウチを腹部に装着する生活を送っている女性が、ビキニ姿をインスタグラムに投稿した。他人の目を恐れるように過ごしてきた彼女だが、「すべてをさらけ出す」覚悟を決めてビーチで堂々と肌を露出した彼女の動画には、その勇気と美しさを称賛する声が殺到している。

■【動画】人工肛門を付けた女性が「ワンピースを脱いで」全てをさらけ出した...「人生の転機」となった映像

カナダのモントリオールに暮らすサラ・レビット（30）は、幼い頃から慢性疾患を患い、緊急の結腸手術を余儀なくされて、排泄物を溜めるストーマパウチを装着した。

13歳の時に自分の人生は終わったと思ったレビットは、新しい自分の姿を受け入れるのに10年以上苦悩した。

さらに4回の手術を受け、結腸を切除。腹部のストーマから排出される便を溜めるパウチを、生涯にわたって装着することになった。しかし、現在の彼女は、このパウチを誇らしげに披露している。それが自分の命を救ったからだ。

「決して望んだものではない。装着しなければ生きられなかった。パウチは望まなかったが、生きたかった」と、レビットは本誌に語った。「私は10代のほとんどを、他人の意見を恐れながら過ごした。気持ち悪いと思われるんじゃないかと考えていた」