最新記事
MLB

「佐々木なしでもMLB最高の先発投手陣...」それでも佐々木朗希が大谷のいるドジャースを選んだ理由とは?

ELECTRIC MAN

2025年3月19日(水)16時00分
ジョシュ・レビン(スレート誌ポッドキャスト担当・作家)

昨年、ドジャースはアリゾナ州のトレーニング施設に最先端の「ピッチングラボ」を開設。モーショントラッキングデバイスを備え、生体力学の専門家が常駐する3階建ての建物で、選手の能力を最大限に伸ばそうという決意が感じられる。

最先端の設備だけではない。ドジャースは球界最高の先発投手陣を編成するため、後払い分に回した年俸も含め巨額の資金を投じている。


ドジャースの今季の先発ローテーションは、山本由伸と大谷、殿堂入りが確実なクレイトン・カーショウ、昨季は開幕投手を務め9勝を挙げたタイラー・グラスノー、そしてサイ・ヤング賞を2度獲得したFA入団組のブレーク・スネルという顔触れになりそうだ。共に肘の手術から復帰したトニー・ゴンソリンとダスティン・メイも、ローテーション入りを狙う。

佐々木なしでも、MLBでは群を抜いて最高の先発投手陣だ。もし佐々木が加われば、歴史上数えるほどの素晴らしい投手陣になり得る。

ドジャースがこれらの投手陣をけがから守れたなら、佐々木は新しい環境への適応に時間をかけることができる。ドジャースにとって佐々木は短期的な投資ではない。彼は「LA」のロゴが付いた帽子を2030年代までかぶることをチームから期待されるはずだ。今季は自分のペースでMLBに適応し、耐久性を高めることが許されるだろう。

ワールドシリーズを連覇するために、ドジャースは佐々木に特別なことを期待する必要はない。彼が素晴らしいキャリアのスタートを切るには、ゆっくりと着実に準備することが何より必要だ。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:カジノ産業に賭けるスリランカ、統合型リゾ

ワールド

米、パレスチナ指導者アッバス議長にビザ発給せず 国

ワールド

トランプ関税の大半違法、米控訴裁が判断 「完全な災

ビジネス

アングル:中国、高齢者市場に活路 「シルバー経済」
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 3
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界がうらやむ国」ノルウェーがハマった落とし穴
  • 4
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 5
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 6
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 7
    「人類初のパンデミック」の謎がついに解明...1500年…
  • 8
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 9
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 10
    トレーニング継続率は7倍に...運動を「サボりたい」…
  • 1
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 2
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 3
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 4
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 5
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 6
    なぜ筋トレは「自重トレーニング」一択なのか?...筋…
  • 7
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 8
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 9
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 10
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中