最新記事
セレブ

「特権階級的」「現実離れ」...米女性セレブが投稿したセクシーな「シースルー衣装」写真に非難が殺到

Kim Kardashian Under Fire Over New Photo Caption

2023年8月19日(土)19時18分
シャノン・パワー
キム・カーダシアン

Wirestock Creators/Shutterstock

<資産12億ドルとも言われるキム・カーダシアンが、写真とともに語った「哲学」が人々の怒りを買う結果に>

米大物セレブで起業家でもあるキム・カーダシアンによるインスタグラムへの投稿が批判を浴びている。投稿した写真には、ボディラインがくっきり表れたシースルーのセクシーなジャンプスーツ姿の彼女が写っているのだが、この写真につけられたコメントの内容も含めて「特権階級的」で「うさんくさい」と炎上したのだ。

■【写真】「特権階級的」だと非難が殺到したカーダシアンのセクシーな「シースルー衣装」

フォーブス誌によると約12億ドルの資産を持つカーダシアンは、ピンクのレースのジャンプスーツ姿の写真をインスタグラムに投稿。キャプションに「欲しいもののために犠牲を払わないと、欲しいものが犠牲になる」と書いた。

このコメントはすぐさま集中砲火を浴び、特権階級的だと非難する声が多く寄せられた。

あるユーザーは「くだらなくて、うさんくさい」と指摘。他にも、「あなたは何を犠牲にしているというの?」「その犠牲と代償が何かにもよる。幸福と成功の定義は人それぞれだ」といったコメントもあがった。

カーダシアンはつい先日も、そのセレブぶりが「現実離れしている」と酷評されたばかりだ。

彼女は3億6300万人のインスタグラムのフォロワーに、費用が2499ドルの「全身スキャン」を受けたと報告。病気を検出する「命を救うマシン」の前でポーズをとり、機器を開発したブランドを賞賛したが、「広告ではない」と断言した。

「私は最近、プリヌボのスキャンを受け、この命を救うマシンについて皆さんにお伝えしなければならない」とカーダシアンはキャプションで説明した。

「プリヌボの全身スキャンは、がんや動脈瘤などの病気を、症状が出る前の最も初期の段階で発見できます。放射線を使用しないMRIを1時間受けるようなものです。何人かの友人は実際に命を救われ、みなさんにもシェアしたい」

「9割の人は手が出ない」と非難の嵐

プリヌボの公式サイトによると、60分の全身スキャンは費用が2499ドル。頭部と胴体のスキャンは1799ドルで、胴体のみは999ドルだ。同社は、「医療のパラダイムを、対処的から予防的に変えたい」と主張し、症状が出る前に病気を発見することを目指していると説明している。

同社はインスタグラムの公式アカウントで、カーダシアンの「寛大な善意の支援」に感謝を示したが、ユーザーたちは、たいていの人にとっては手の届かない健康ツールを宣伝する彼女を非難した。

「キム、これは裕福な人のためのものだ。人々は今、食べ物を買う余裕すらない」というユーザーのコメントには、2万7200件以上の「いいね」が付いた。

別のユーザーは、「人口の90%は手が出ないものをシェアしてくれてありがとう」と笑顔の絵文字付きで皮肉った。


SDGs
2100年には「寿司」がなくなる?...斎藤佑樹×佐座槙苗と学ぶ「サステナビリティ」 スポーツ界にも危機が迫る!?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ホンダ、半導体不足打撃で通期予想を下方修正 四輪販

ワールド

ロシアの限定的なNATO攻撃、いつでも可能=ドイツ

ビジネス

FRB、近くバランスシート拡大も 流動性対応で=N

ビジネス

再送-TOPIX採用企業は今期6.6%減益予想、先
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2人の若者...最悪の勘違いと、残酷すぎた結末
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    「これは困るよ...」結婚式当日にフォトグラファーの…
  • 6
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 7
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 8
    NY市長に「社会主義」候補当選、マムダニ・ショック…
  • 9
    「なんだコイツ!」網戸の工事中に「まさかの巨大生…
  • 10
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 5
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 8
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中