最新記事

セレブ

「それくらい自分でやれ!」 27歳セレブ、スタッフを「召使い」扱いする写真に非難殺到

2023年1月21日(土)15時24分
メーガン・カートライト
ケンダル・ジェンナー

Danny Moloshok-REUTERS

<若くしてスーパーセレブとなったケンダル・ジェンナーだが、以前から障碍者用スペースへの駐車など批判を呼ぶ行動を繰り返してきた>

モデルでタレントのケンダル・ジェンナー(27)が、土砂降りの雨の中、ボディーガードに傘を持たせているところを写真に撮られ、「傲慢だ」とネット上で反感を買っている。片手に携帯電話、もう片方の手に車の鍵とみられるものを持つジェンナーは、ずぶ濡れになりながら彼女の頭上に傘を差しかけるボディーガードを気遣う素振りもない......といった場面の写真だ。

■【写真】「ろくでなし」「傲慢」と批判が殺到したケンダル・ジェンナーとボディーガードの様子

ジェンナーは14日、米ロサンゼルスで雨の中、青のスウェットシャツと黒のレギンスという服装で歩く姿をキャッチされた。この日、ロサンゼルス中心部では記録的な大雨が降った。同郡の公共事業当局によると、大雨によって陥没穴や道路の損壊などが生じ、被害額は2億ドル規模に上るとみられる。

ジェンナーのこの写真がソーシャルメディアで拡散されると、多数のユーザーから批判が上がった。

掲示板のRedditでは、あるユーザーが「最上級のろくでなしだ」と投稿し、「イベントのために目一杯着飾って、パートナーやボディーガードがそれを守ろうとしているならまだしも、スウェット姿にはどうなのか」とコメント。公開時点で577件の賛同を得ている。

他にも、「貧困層や労働者階級の観点からすると、これは良くない」「傲慢なホワイトトラッシュ(クズ白人)」といったコメントもある。

別のユーザーは、ジェンナーが過去に何度も障碍者用スペースに駐車していたことに言及し、「彼女はいつも障碍者用スペースに駐車しているんじゃないの?とことん傲慢だね。もう何も驚かない」と述べた。

「彼は金をもらっている」との声も

一方、Netflixのリアリティ番組「ザ・サークル」への出演で知られるコメディアンのジェームズ・アンドレ・ジェファーソン・ジュニアは、ジェンダーに対する反発が上がっていることを揶揄した。

ジェファーソンはInstagramとTwitterに動画を投稿し、「インターネットは地球上で最もばかげた場所だ。彼は金をもらっているんだ」と主張した。

「彼が気にしてないのに、なぜ他人が気にするのか。彼が気にしないのは、金をもらっているからだ。彼はおそらくあなたたちより多く稼いでいる。彼は今ごろ笑っているだろう。このばかげた一家が払っている金で買った高価なヒーターもあるし、高価な乾燥機で服を乾かしているだろう」

ネットをたびたび炎上させてきたジェンナーだが、先月には、合計約9000ドル相当のコートと帽子というスタイルが「ダサい」と嘲笑された。

ジェンナーは、ロエベの7750ドルのボンバージャケットに、英国のブランド、エマ・ブレーウィンの609ドルのフェイクファーハットという姿をInstagramに投稿。しかし、ネットユーザーからは「このジャケットはダメだ」「醜い」などと、不評だった。

ジェンナーは、こうした批判に反応を示していない。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

韓国大統領弾劾訴追案、与党は反対表明も分裂深刻 6

ワールド

イスラエルがハンユニス攻撃、人道地区も ガザ全体で

ビジネス

GM、中国事業で50億ドル超の損失計上へ リストラ

ビジネス

AIブームが来年も米国の株価と経済後押し、政府債務
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:サステナブルな未来へ 11の地域の挑戦
特集:サステナブルな未来へ 11の地域の挑戦
2024年12月10日号(12/ 3発売)

地域から地球を救う11のチャレンジと、JO1のメンバーが語る「環境のためできること」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    健康体の40代男性が突然「心筋梗塞」に...マラソンや筋トレなどハードトレーニングをする人が「陥るワナ」とは
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    韓国ユン大統領、突然の戒厳令発表 国会が解除要求可決、6時間余で事態収束へ
  • 4
    混乱続く兵庫県知事選、結局SNSが「真実」を映したの…
  • 5
    NewJeansの契約解除はミン・ヒジンの指示? 投資説な…
  • 6
    BMI改善も可能? リンゴ酢の潜在力を示す研究結果
  • 7
    肌を若く保つコツはありますか?...和田秀樹医師に聞…
  • 8
    【クイズ】核戦争が起きたときに世界で1番「飢えない…
  • 9
    JO1が表紙を飾る『ニューズウィーク日本版12月10日号…
  • 10
    ついに刑事告発された、斎藤知事のPR会社は「クロ」…
  • 1
    BMI改善も可能? リンゴ酢の潜在力を示す研究結果
  • 2
    エリザベス女王はメーガン妃を本当はどう思っていたのか?
  • 3
    健康体の40代男性が突然「心筋梗塞」に...マラソンや筋トレなどハードトレーニングをする人が「陥るワナ」とは
  • 4
    ウクライナ前線での試験運用にも成功、戦争を変える…
  • 5
    メーガン妃の支持率がさらに低下...「イギリス王室で…
  • 6
    NewJeansの契約解除はミン・ヒジンの指示? 投資説な…
  • 7
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 8
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 9
    エスカレートする核トーク、米主要都市に落ちた場合…
  • 10
    バルト海の海底ケーブルは海底に下ろした錨を引きず…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
  • 10
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中