最新記事

韓国ドラマ

「母親に会わせてやりたい」──『イカゲーム』シーズン2で、まさかの死者復活!?

Life After “Squid Game”

2022年6月15日(水)16時37分
スー・キム
パク・ヘス

スペインドラマの韓国リメーク版に出演したパク JUNG JAEGU/NETFLIX

<リアリティ番組の制作も発表されてばかりの『イカゲーム』。チョ・サンウ役の怪演で大ブレイクした、パク・ヘスが取材に応じた>

世界中を熱狂させた韓国ドラマ『イカゲーム』(2021年、米ネットフリックス配信)で、最後に死んでしまったチョ・サンウ役を怪演したパク・ヘスの勢いが止まらない。もしかするとシーズン2で(幽霊として!?)復活する可能性もあるという。

この作品で全米映画俳優組合(SAG)賞にノミネートされたパクは、同じネットフリックス配信のスパイ映画『夜叉─容赦なき工作戦─』(4月から配信中)やスペイン発の人気犯罪ドラマの韓国版『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』(6月24日から配信)でも超スリリングな演技を見せている。

ほかにも実話を基にした韓国ドラマ『スリナム(原題)』や歴史映画『幽霊(原題)』などが年内に配信予定だ。

韓国の首都ソウルから本誌の取材に応じた彼は、あの『イカゲーム』でチョ・サンウが抱えたまま死んだ苦悩を、自分のものとして感じているようだ。

ご承知のように、『イカゲーム』は経済的に破綻した456人の男女が456億ウォン(約42億円)の賞金を勝ち取りたくて残酷なサバイバルゲームに参加する物語。その決勝戦で、サンウはイ・ジョンジェ演じるソン・ギフンに敗れて死んだのだが、監督兼脚本のファン・ドンヒョクは、シーズン2では敗者(つまり死んだ人)が何らかの形で「復活」する可能性をほのめかしていた。

母親に会わせてやりたい

ファンとしては、ぜひともサンウに復活してほしい、無念を晴らしてほしいと思う。でも、どうやって?

パクに聞くと、どんな形でもいいからサンウを母親に会わせてやりたいという答えが返ってきた。サンウはずっと母親を誇りにしていたのに、「死ぬ前に母親と会うこともかなわなかったじゃないか」。パクはそう言った。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

デンソー、今期営業利益予想は87%増 合理化など寄

ビジネス

S&P、ボーイングの格付け見通し引き下げ ジャンク

ワールド

ポーランドの米核兵器受け入れ議論、ロシア「危険なゲ

ビジネス

バーゼル委、銀行監督規則を強化 気候変動関連リスク
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 3

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」──米国防総省

  • 4

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 5

    未婚中高年男性の死亡率は、既婚男性の2.8倍も高い

  • 6

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 7

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    心を穏やかに保つ禅の教え 「世界が尊敬する日本人100…

  • 10

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 4

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこ…

  • 7

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 8

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 9

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 10

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中