米消費者物価の上昇が加速、トランプ関税の影響が遂に出始めたと専門家
'It's Very MAGA!' Inflation Ticks Up as Trump Tariffs Push Consumer Prices Higher
「関税の影響がより顕著になってきた」と、エール大学予算研究所のアーニー・テデスキ経済部長は述べた。「過去2カ月間、落ち着いていた衣料品の価格は6月に0.4%上昇した。住宅向けの家具は1%、映像・音響機器は1.1%上昇した」
進歩的な政策提言団体「アンリグ・アワ・エコノミー(経済の歪みを正す)」のキャンペーン・ディレクター、リオール・タルは声明で、「今日の物価統計は、トランプの関税がアメリカの労働者階級への課税になっており、追加関税はさらに彼らを苦しめることになるという事実を裏付けた」と述べた。
「議会の共和党はこの事態を止めるべきなのに、今のところ超富裕層の懐を潤す一方だ」とタルは続けた。「トランプ大統領は物価を下げると約束したのに、実際には彼と共和党が状況を悪化させている」
民主党議員らは即座に今回のデータを取り上げ、トランプの政策は選挙公約に反して消費者物価の上昇を招いていると主張した。トランプ大統領が最近表明したEUやブラジル他の貿易相手国に対する関税強化の方針を実行に移せば、状況はさらに悪化すると警鐘を鳴らす。