最新記事
仕事術

多くの管理職は「部下との面談」に悩んでいる...「話が続かない」「本音を言ってくれない」はこれで解決を

2023年11月10日(金)17時56分
flier編集部
1on1ミーティング

fizkes/Shutterstock

<多くの企業で導入されている「1on1ミーティング」だが、うまく活用するのは意外と難しい。そこで助けになる3冊の本を紹介>

今やすっかり定着した「1on1ミーティング(以下、1on1)」。コロナ禍のリモートワークを経て、メンバー間の関係強化や情報共有のためにいっそう力を入れている企業も多いでしょう。

そんな中「話題が続かない」「部下が本音を言ってくれていると思えない」と悩む上司もいるのではないでしょうか。お互いの貴重な時間を使って1on1を行なっているのですから、上司に適切なスキルがないと、部下からの信頼を失ってしまいかねません。

そこで本記事では、1on1スキルの向上につながるおすすめ本を3冊ご紹介します。(※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。)

◇ ◇ ◇


ヤフーの1on1
 著者:本間浩輔
 出版社:ダイヤモンド社
 要約を読む
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

まず取り上げたいのは『ヤフーの1on1』。1on1をいち早く取り入れたヤフーの取り組みを通して、1on1の基礎を学べます。

その内容は、1on1の目的から1on1がもたらす効果、1on1における「働きかけ」のコツまで。1on1初心者はもちろん、ベテランの方にもあらためて手に取ってほしい一冊です。

1 on 1ミーティング
 著者:本間浩輔、吉澤幸太
 出版社:ダイヤモンド社
 要約を読む
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

2冊目は『1on1ミーティング』。『ヤフーの1on1』の次に読む本を探しているなら、本書はいかがでしょうか。

読みどころは、パナソニックや静岡銀行などの導入事例。なぜ1on1を取り入れたのか、課題をどのように解決したのか――。自社の1on1を改善したいとき、現場のリアルなエピソードからたくさんのヒントを得られることでしょう。

対話型マネジャー
 著者:世古詞一
 出版社:日本能率協会マネジメントセンター
 要約を読む
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

最後にご紹介するのは『対話型マネジャー』。「1on1での対話がうまくいかない」と悩むマネジャーに最適な一冊です。

本書のメインテーマは「業務」「個人」「組織」の3つをそれぞれ「現在」「過去」「未来」の時間軸で分けた「すり合わせ9ボックス」。このメソッドを活用すれば、話題に困ったり、一つの話題に偏ったりすることなく、1on1を充実した時間にすることができるでしょう。

既に多くの企業で導入されている1on1ですが、「1on1の運営に自信はありますか?」と聞かれて「イエス」と断言できる人は決して多くないでしょう。1on1の時間をより快適で、より生産的なものにするために、定番書から学びを得てみませんか。

◇ ◇ ◇


flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。

flier_logo_nwj01.jpg


投資
「FXで長期投資」という投資の新たな選択肢 トライオートFX「世界通貨セレクト」とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

高市首相「首脳外交の基礎固めになった」、外交日程終

ワールド

アングル:米政界の私的チャット流出、トランプ氏の言

ワールド

再送-カナダはヘビー級国家、オンタリオ州首相 ブル

ワールド

北朝鮮、非核化は「夢物語」と反発 中韓首脳会談控え
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 5
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 6
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 7
    【クイズ】12名が死亡...世界で「最も死者数が多い」…
  • 8
    筋肉はなぜ「伸ばしながら鍛える」のか?...「関節ト…
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 6
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 7
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 8
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 9
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した…
  • 10
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中