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人格を磨く普遍的な「学び」の本に、ChatGPTの最強「解説」本...23年上半期のビジネス書ランキング

2023年8月4日(金)19時00分
flier編集部
読書する女性イメージ

Deagreez/iStock

<2023年上半期、flier有料会員の間で最も人気のあった書籍をランキング形式で紹介>

(※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。)

他の群雄をおさえて、2023年上半期にフライヤー(flier)で最も読まれたのは、全世界3000万部を超えるベストセラー『完訳 7つの習慣』でした! この本は、2022年のフライヤー年間ランキングでもトップの座に輝いています。こうして間違いのないロングセラーが支持される一方で、続く2位には『ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』がランクインしているのも注目ポイントです。

OpenAIが2022年11月に世界に向けて公開したチャットボットであるChatGPTは、またたく間に世間の耳目を集めました。世の中の多くのサービスだけでなく、人びとの生活スタイルまで変えるほどの影響力をもつ、と多くのメディアでも騒がれています。ほんの少しでも触ってみたことのある人は多いでしょう。『ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』は、この流行をおさえていち早く刊行された一冊。コンパクトにその概要を知ることができ、最新トピックのキャッチアップにはまさにうってつけ。『7つの習慣』のように「不動の名言」を求める心と、今後の未来をうらなう最新テクノロジー、ChatGPTへの好奇心が、一騎打ちの様相を呈しています。今後も進化を続けるChatGPTにさらなる追い風が吹くのか、それとも、おなじみのロングセラーという安心が求められるのか。2023年下半期も目が離せません。

そのほか、3位『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』や4位『聞き方の一流、二流、三流』、5位『努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣』、7位『時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣』など、周囲の「うまくいっている人」の方法から効率よくヒントを得られる本は、とても人気があります。6位『いちいち気にしない心が手に入る本』、8位『言語化の魔力』のように、ちょっとした日々の悩み、行動に寄り添って、具体的な解決へと導く本も、最近のトレンドとしてよく読まれています。

気になる書籍がございましたら、まずは要約からチェックいただけますと幸いです。

2022年の年間ランキングはこちらから。※ランキングはflier有料会員の閲覧にもとづいて作成されています。

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