最新記事

ビジネス

若手社員がミス...その時、どう声をかける? 「心理的安全性」を高める言葉は、ひと言で組織を変える!

2023年7月7日(金)18時07分
flier編集部
上司と部下イメージ写真

monzenmachi/iStock

<いまやマネジャーにとって、メンバーの「心理的安全性」を高めるスキルは必須に。成果を出す強いチーム作りに役立つ3冊の本を紹介>

グーグルがその重要性を見出し、近年注目を集める「心理的安全性」。心理的安全性にかんする知識や、組織内の心理的安全性を確保するためのノウハウは、既にリーダーにとって必須のものとなっています。

本記事では、心理的安全性をテーマにした本のテッパン、おすすめの3冊をご紹介します! マネジャーやリーダーはもちろん、チームで成果を出したいすべての方におすすめの書籍ばかりですので、ぜひチェックしてみてください。(※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。)

◇ ◇ ◇


心理的安全性のつくりかた
 著者:石井遼介
 出版社:日本能率協会マネジメントセンター
 要約を読む
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

まずご紹介するのは『心理的安全性のつくりかた』。心理的安全性の定番書であり、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」ではマネジメント部門賞を受賞しました。

そもそも心理的安全性とはどんな概念なのか、心理的安全性を確保するためにはどんなアクションをすればいいのか。基礎をしっかり押さえたい方にまずおすすめしたい一冊です!

心理的安全性をつくる言葉55
 著者:原田将嗣
 監修:石井遼介
 出版社:飛鳥新社
 要約を読む
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

2冊目は『心理的安全性をつくる言葉55』。チームの心理的安全性を高める55のフレーズが掲載されています。

本書の特長は、心理的安全性を高める4つの要素である「話しやすさ」因子、「助け合い」因子、「挑戦」因子、「新奇歓迎」因子の概要を紹介したあと、55フレーズそれぞれがどの因子を強化するものなのかが明示されている点。

また、会議を活性化させる言葉、1on1が楽しみになる言葉などとシーン別にフレーズがまとまっているので、自分にぴったりのフレーズを選びやすいでしょう。

自分のチームに足りない因子を特定し、それを強化できるようなフレーズを口グセにしてみてはいかがでしょうか。

心理的安全性を高めるリーダーの声かけベスト100
 著者:田中弦
 出版社:ダイヤモンド社
 要約を読む
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

最後にご紹介するのは『心理的安全性を高めるリーダーの声かけベスト100』です。リーダーに向けて、心理的安全性アップにつながる声かけフレーズを100種類紹介しています。

若手社員の失敗をサポートしたとき、ミスを報告されたとき、メンバーが大仕事を成し遂げたときなど、"あるある"なシーンに合わせた声かけばかりなので、今日から使えること間違いなしです!

心理的安全性について学べる本を3冊ご紹介しました。テッパンの3冊を参考に、誰もが楽しみながら成果を出せるチームを目指してみてはいかがでしょうか。

◇ ◇ ◇


flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米4月雇用17.5万人増、予想下回る 賃金伸び鈍化

ワールド

欧州委、中国EV3社に情報提供不十分と警告 反補助

ビジネス

米4月雇用17.5万人増、予想以上に鈍化 失業率3

ビジネス

米雇用なお堅調、景気過熱していないとの確信増す可能
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS攻撃「直撃の瞬間」映像をウクライナ側が公開

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 4

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前…

  • 5

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 6

    「TSMC創業者」モリス・チャンが、IBM工場の買収を視…

  • 7

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 8

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 9

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 10

    元ファーストレディの「知っている人」発言...メーガ…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 6

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 7

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 8

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 9

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 10

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中