最新記事

ビジネス

うまくいく企画書の作り方...「博報堂流」を実践的に学べる本【新刊紹介4冊】

2021年11月26日(金)17時00分
flier編集部

企画書はプレゼンまで一体で考える

『トッププレゼンターが教える「企画書とプレゼン」実践講座』
 著者:須藤亮
 出版社:日本実業出版社
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

著者の須藤さんは、博報堂で35年超活躍した第一人者です。

本書は、企画書を書くことから、アイデア出し、アイデアのまとめ方、企画書を人前でプレゼンすることまでを解説。【企画書はプレゼンまで一体で考えて行う】というコンセプトのもと、実践的な知識を、体系的に説明します。

博報堂流+αの実践的メソッドの【リボンフレーム】を中心に順を追って解説する「類書のない一冊」です。豊富なビジュアルを用いて、視覚から直感的にイメージできます。

リボンフレームとは、相手を説得するステップを人間の脳の動きに沿って、4つのステップにフレーム化したものです。リボンという名は、拡散(広げる)、絞る(狭める)際に「リボン」のような形になることからネーミングされました。

リボンフレームの順番に基づいて、表紙→オリエンの確認→「現状分析→課題→戦略→施策」 の順序で、リアルな企画書を公開。プレゼンの際に読み上げる詳細な【プレゼン原稿】も収録しています!
(第一編集部 中尾 淳)

あなたには未来を決める力がある

『フューチャリストの自分の未来を変える授業』
 著者:Brian David Johnson
 翻訳:桜田直美
 出版社:SBクリエイティブ
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

「やりたいと思っていた仕事に就きたい」「10年後はこんなことをしていたい」

ぼんやりとした理想はあるものの、それをどう実現するのかについては、人生でも大事なことなのに、誰も教えてくれません。

本書の著者は、インテル社の初代のフューチャリスト。シリコンバレーのテック企業などと未来を構想し、実現のための方策を考えてきました。本書はそのメソッド(フューチャーキャストとバックキャスト)を、個人にもできるよう紹介しています。

著者は、「あまりに多くの人が、未来はすでに決まっていて私たちはそれを受け入れるだけだと思い込んでいるが、それは誤りだ。あなたには自分の未来を決める力がある」(要約)と話します。どこに行きたいかがわからなければ、どこに行きたくないかを考えるだけでもヒントになります。

変化の流れの早さに飲み込まれてしまいそうな今だからこそ、自分のあるべき未来を見つけるヒントになればと思います。
(学芸書籍編集部 多根由希絵)

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

トランプ氏、雇用統計「不正操作」と主張 労働省統計

ビジネス

労働市場巡る懸念が利下げ支持の理由、FRB高官2人

ワールド

プーチン氏、対ウクライナ姿勢変えず 米制裁期限近づ

ワールド

トランプ氏、「適切な海域」に原潜2隻配備を命令 メ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 3
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿がSNSで話題に、母親は嫌がる娘を「無視」して強行
  • 4
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 5
    【クイズ】2010~20年にかけて、キリスト教徒が「多…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    これはセクハラか、メンタルヘルス問題か?...米ヒー…
  • 8
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突…
  • 9
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 10
    ニューヨークで「レジオネラ症」の感染が拡大...症状…
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 3
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経験豊富なガイドの対応を捉えた映像が話題
  • 4
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベー…
  • 5
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 6
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 7
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 8
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 9
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 10
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 5
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 6
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 7
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 10
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中