最新記事

自動車

タカタ製エアバッグ追加リコール約500万台、合計で2800万件に

独フォルクスワーゲン、アウディのほか、メルセデス・ベンツまでも対象に

2016年1月25日(月)11時47分

1月22日、米道路交通安全局は、タカタ製エアバッグ問題をめぐり、追加的に約500万台のリコールが実施されると発表。写真は2015年5月ミシガン州で撮影(2016年 ロイター/Rebecca Cook)

 米道路交通安全局(NHTSA)は22日、タカタ製エアバッグ問題をめぐり、追加的に約500万台のリコール(無償回収・修理)が実施されると発表した。

 これによりタカタ製エアバッグのリコール件数は合計で2800万件となる。このうち最大2400万件が米国内でのリコールとなる。

 タカタのエアバッグ問題で初めて自社の車両をリコールするのは独フォルクスワーゲン(VW)、および同社傘下のアウディのほか、独ダイムラーの高級車部門メルセデス・ベンツ。NHTSAのトロウブリッジ報道官は「大規模な安全性の危機」に直面しているとの認識を示した。

 タカタ製エアバッグをめぐっては、米サウスカロライナ州で昨年12月22日にエアバッグ部品のインフレーターによる死亡事故が発生。事故が起きたのは米フォード・モーターのピックアップトラック「レンジャー」の2006年型車で、タカタのエアバッグ問題による死亡事故としては10件目となるが、ホンダ以外の車両で起きた事故としてはこの件が初めてとなる。この事故などが今回の追加リコールのきっかけとなった。

 NHTSAによると、追加リコールされる約500万台のうち、約100万台はフォードの「レンジャー」に類似する型のインフレーターが内蔵されているエアバッグを搭載した車両となる。

 タカタ製エアバッグをめぐってはこれまでに自動車メーカー12社が1900万台を超えるリコールを発表。ただNHTSAは今回発表された500万台の追加リコールのうち、どの程度が重複するかは明らかにしなかった。

 

[22日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

MAGAZINE

特集:米ジョージタウン大学 世界のエリートが学ぶ至高のリーダー論

2019-6・18号(6/11発売)

「全米最高の教授」サム・ポトリッキオが説く勝ち残るリーダーになるための処方箋

人気ランキング

  • 1

    未婚男性の「不幸」感が突出して高い日本社会

  • 2

    自撮りヌードでイランを挑発するキム・カーダシアン

  • 3

    「香港は本当にヤバいです」 逃亡犯条例の延期を女神は「予言」していた

  • 4

    厳罰に処せられる「ISISの外国人妻」たち

  • 5

    アメリカは「いざとなれば瞬時にイランを破壊できる」

  • 6

    石油タンカーが攻撃されても、トランプが反撃しない…

  • 7

    「ゴースト」「ドイツの椅子」......ISISが好んだ7種…

  • 8

    ファーウェイ、一夜にして独自OS:グーグルは米政府…

  • 9

    タンカー攻撃、イラン犯行説にドイツも異議あり

  • 10

    【南シナ海】中国船による「当て逃げ」にフィリピン…

  • 1

    タピオカミルクティー飲み過ぎで病院!? 中国の14歳少女に起こった一大事

  • 2

    ファーウェイ、一夜にして独自OS:グーグルは米政府に包囲網解除を要求か

  • 3

    サーモンを愛する「寿司男」から1.7mのサナダムシ発見

  • 4

    香港大規模デモ、問題の「引き渡し条例」とは何か?

  • 5

    厳罰に処せられる「ISISの外国人妻」たち

  • 6

    未婚男性の「不幸」感が突出して高い日本社会

  • 7

    自殺に失敗し顔を失った少女の願い――「何が起きても…

  • 8

    「ゴースト」「ドイツの椅子」......ISISが好んだ7種…

  • 9

    日本の女性を息苦しさから救った米国人料理家、日本…

  • 10

    貧しい人ほど「割増金」を払い、中・上流は「無料特…

  • 1

    サーモンを愛する「寿司男」から1.7mのサナダムシ発見

  • 2

    台湾のビキニ・ハイカー、山で凍死

  • 3

    マイナス40度でミニスカ女子大生の脚はこうなった

  • 4

    現代だからこそ! 5歳で迷子になった女性が13年経て…

  • 5

    プラスチック製「人工子宮」でヒツジの赤ちゃんが正…

  • 6

    タピオカミルクティー飲み過ぎで病院!? 中国の14…

  • 7

    貧しい人ほど「割増金」を払い、中・上流は「無料特…

  • 8

    トランプ、エリザベス女王にまたマナー違反!

  • 9

    脳腫瘍と思って頭を開けたらサナダムシだった!

  • 10

    アメリカの衛星が捉えた金正恩「深刻な事態」の証拠…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
広告営業部員ほか求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月