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米社会は経済再開へ、混乱回避の試行錯誤が続くニューヨーク
人権派のデブラシオ市長は、地下鉄車内の3300人のホームレスについては施設に収容したと胸を張ったのですが、実際に施設に残ったのは100人程度で、残りはストリートや地下鉄に戻ってしまい、対策は振り出しに戻っています。
その市長は、月末のメモリアルデー連休が迫るなかで、ビーチの開場準備に入りました。ただし、例によって厳格な市長ですから、ビーチ全体をフェンスで囲って、人数がオーバーしたら解散命令を出すし、その際に混乱を避けるために警察力も動員するとしています。また、ビーチをオープンするとしても、「遊泳」は禁止、「パーティー・BBQ」も禁止、実際に許可されるのは「散歩のみ」というのですが、これで市民が納得するのか、そしてクラスター発生は阻止できるのかは、やってみないと分かりません。
ニューヨークの場合は、感染爆発、医療崩壊の責任問題はともかく、ここまで非常に厳しい事態を経験しながら、何とか人心を落ち着かせることができています。これは、バカ正直に正義派を貫く市長と、政治的で老獪な知事が、ケンカしながら絶妙のコンビネーションを見せているからかもしれません。これからニューヨークでは、小売店やレストランの解禁へと進みますが、引き続き様々な試行錯誤が続くと思われます。
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