プレスリリース

『レコード芸術ONLINE』が創刊1周年!クラシック音楽メディア批評の拠点としてさらなる進化へ

2025年10月03日(金)14時00分
クラシック音楽メディア批評誌の金字塔『レコード芸術』をオンラインで復活させた「レコード芸術ONLINE」(運営:株式会社音楽之友社)は、2025年10月1日に創刊1周年を迎えます。これを機に、評論の多角化、名盤紹介の拡充、バックナンバー電子版の公開、読者参加型の支援制度といった4つの新施策を始動。クラシック音楽ファンに向け、より深く・便利に・参加できるメディアへと進化します。

https://recogei.ontomo-mag.com/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/548497/LL_img_548497_1.png
レコード芸術ONLINE ロゴ

■「新譜月評」でダブル評を開始
「新譜月評」でダブル評を開始します。注目作を1タイトルにつき2名の評者が、異なる専門性や世代背景から独立した批評を行い、演奏・解釈、録音・音質、編曲や選曲の意図などを多角的に検証します。オンラインならではの試聴リンクや関連インタビューも連携し、読者が深く理解し納得して選べる批評を目指します。複数の視点が交わることで新たな発見や議論のきっかけを生み、読者にとって参照性の高い資料となることを目指します。


■特集「不滅の名盤」が始動
特集「不滅の名盤」では、クラシック録音芸術に残る必聴盤を体系的に紹介します。演奏史や録音史の観点から、作品の初録音や歴史的名演、そして現代に至る再解釈までを丁寧に解説。加えて、指揮者・演奏家の芸術的背景や当時の時代状況、録音技術の進化との関わりにも触れ、単なるレビューを超えた音楽文化遺産の継承の役割を目指します。世代を超えて聴き継がれるべき名盤の価値を掘り下げるとともに、関連する資料や最新の復刻盤情報も紹介。これにより、クラシック音楽を深く学びたい読者にも、これから聴き始める入門者にも役立つ、幅広い読者層に開かれたコンテンツを展開します。


■雑誌『レコード芸術』バックナンバー電子版の公開
有料会員登録をすると、月刊誌『レコード芸術』のバックナンバー(2020年10月号~2023年7月号)の電子版をお読みいただけるようになります。休刊までに蓄積されたレビューや批評は、資料として極めて価値が高く、また愛読者にとっては当時の空気を追体験できる貴重なアーカイブを、新しい読者層にもアクセス可能な知的資源として再生します。


■サポーター制度の開始
「レコード芸術ONLINE」の、持続的な発展とより充実した情報発信を実現するため、新たに「サポーター募集」を開始いたします。サポーター制度は、月額または年額によるご支援を通じてメディア運営を直接支える仕組みであり、従来の「読み手」から一歩進んで「共に作る仲間」としてご参加いただけるのが特徴です。皆さまから寄せられる声は、編集方針や企画立案にも反映され、読者と編集部が双方向に関わりながらクラシック音楽批評を育てていく場となります。ご支援いただくことは単に経済的な後押しにとどまらず、批評の信頼性を未来へ継承し、多彩なコンテンツを次世代に届ける基盤を築くことにつながります。クラシック音楽を深く楽しみ、批評文化の未来を共に支える新しいコミュニティに、ぜひご参加ください。

創刊以来、多くのご支援とご関心をお寄せいただいた読者の皆さまに、心より感謝申し上げます。「レコード芸術ONLINE」は、クラシック録音メディア批評の新たな拠点として、今後も質の高いコンテンツと信頼性のある情報の提供に努めてまいります。有料会員様向けに「新譜月評」「特別企画」「連載」「レコ芸アーカイブ」「特別講座アーカイブ動画」「クラシックデータ資料館」など、幅広いコンテンツを制限なくご利用いただけるサービスも従来どおりに実施いたします。今後も皆さまから"必要とされる"サイトを目指し、引き続きのご注目を賜りますようお願い申し上げます。


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プレスリリース提供元:@Press
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