世界株に260億ドルの資金流入、テックが過去最大記録=BofA

10月3日、 バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチの同日付ノートによると、直近1週間の世界株式への資金流入額は260億ドルとなった。ニューヨーク証券取引所で9月撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
[ロンドン 3日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチの3日付ノートによると、直近1週間の世界株式への資金流入額は260億ドルとなった。過去最大の資金流入額を記録したテクノロジー株がけん引した。
米連邦準備理事会(FRB)の利下げがリスク資産を下支えするという楽観的な見方から、今週の米欧株は過去最高値を更新した。
人工知能(AI)設備投資ブームに衰える気配がない中、テクノロジー株も急伸した。
BofAはEPFRデータを基に、テックファンドへの資金流入額は93億ドルとなり、このセクターへの資金流入額としては週間ベースで過去最大になったと明らかにした。
過去最高値を更新し続けている金への資金流入額は59億ドルに達した。
このほかの資金流入額は債券が199億ドル、キャッシュが208億ドル、暗号資産が29億ドル。新興国株式が84億ドルとなり、7週連続の資金流入となった。
一方、米国債は75億ドルの資金流出となり、過去6番目の大きさとなった。