プレスリリース

保育園キートス、「こども誰でも通園制度」でのべ873名を受け入れ全てのこどもと家庭の支援を目指して実施中

2025年10月08日(水)10時00分
千葉県内に認可保育園を10園運営する株式会社ハイフライヤーズ( https://www.kiitos-kids.net 本社:千葉県千葉市、代表取締役:日向 高志、以下ハイフライヤーズ)は2024年度より「こども誰でも通園制度」の試行的事業を実施しており、こども・子育て支援法に基づく地域こども・子育て支援事業として制度化となった2025年度現在、のべ873名を受け入れています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/547774/LL_img_547774_1.png
保育士の様子

■制度の概要
「こども未来戦略」に基づき、新たに創設されることとなった、「こども誰でも通園制度」。
全てのこどもの育ちを応援し、こどもの良質な成育環境を整備するとともに、全ての子育て家庭に対して、多様な働き方やライフスタイルにかかわらない形での支援を強化することを目的として創設。現行の幼児教育・保育給付に加え、月一定時間までの利用可能枠の中で、就労要件を問わず時間単位等で柔軟に利用できる新たな通園給付です。2025年度にこども・子育て支援法に基づく地域こども・子育て支援事業として制度化し、2026年度からこども・子育て支援法に基づく新たな給付として全国の自治体において実施されます。


■事業開始の背景
国が掲げる「こども誰でも通園制度」は、子育て家庭の孤立防止や育児不安の軽減を目的とし、必要に応じて誰もが安心してこどもを預けられる仕組みづくりを進めています。
当社が運営するキートスもその目的に賛同しており、認可保育園として千葉市・成田市の意向に沿って運営しているため、率先して試行的事業にも手を挙げました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/547774/LL_img_547774_2.png
こどもと関わる保育士

■具体的な取り組み内容・実績
・受け入れ対象
年齢 :生後6か月から満3歳に達する日の前日まで
利用時間:月10時間まで(1回あたり最低1時間から30分単位で利用)
・キートス10園で実施
・利用方法
リモートで登録説明会・面談実施後の当日から利用可能
当社独自で開発した園と家庭をつなぐ連絡アプリ「きーとすのーと」にて児童情報・予約枠・時間を一括管理しています。予約枠が表示されて簡単に予約ができることで、保護者に安心してご利用いただけます。また、システムで管理しているため、利用超過を気にすることなく受け入れできることで職員の負担軽減にも繋がっています。

試行的事業の開始から実利用者数122名、のべ873名の方にご利用いただいております。
市内の意見交換会へ参加・視察の対応を行い情報交換をしております。
意見交換会では、試行的事業を実施している市内の保育施設が集まり「各施設の運用状況と課題の共有」や「今後の制度改善案に関する意見の交換」を行いました。


■利用者/保育者の声
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/547774/LL_img_547774_3.png
アンケート結果(1)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/547774/LL_img_547774_4.png
アンケート結果(2)
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/547774/LL_img_547774_5.png
アンケート結果(3)
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/547774/LL_img_547774_6.png
アンケート結果(4)
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/547774/LL_img_547774_7.png
アンケート結果(5)

〈利用者の声〉
・相談に対してアドバイスをいただけて、自宅での過ごし方の参考になった
・1時間だけの利用でも、お迎えに行くとその日の様子を口頭でもお便り帳でも教えていただけるので、安心して利用できる
・ずっと家にいるより、短時間でも同年代のお友達と関わることができるので良いと思う
・月10時間では短いので、倍以上に増やして欲しい
・IT化が進んでいてシステムもわかりやすい

〈職員の声〉
・こども誰でも通園制度の試行的事業を通して、日々さまざまなこどもを受け入れる経験ができた
・こども一人ひとりに合った対応力が身につき、自分自身の成長につながっている
・受け入れやお迎え時の対応を重ねていくにつれて、それぞれの保護者に合わせたサポートができるようになった


■課題
試行的事業を含め1年半の実施において見えてきた課題は以下の点です。
・短時間利用では家庭のサポートとして十分でないケースもある
・保育士配置や運営体制の面で通常保育との両立に工夫が必要
・制度そのものがまだ試行段階のため利用者の手続きや予約管理の徹底が必要


■事業の成果・期待される効果
2026年度より全国の自治体で実施されることにより期待される効果は以下の通りです。
・子育てのサポートに繋がり、虐待を未然に防げる可能性
・家庭が孤立することを防ぎ、地域で安心して子育てができる環境づくりに寄与することに期待ができる
・地域における保育所の役割が広がる
・職員にとっての学びや意義
・就労を問わず利用ができるため、子育て中の女性の再就職やキャリア形成の支援につながる

キートスでは、LINEにて 「Kiitos相談窓口」 を開設しております。
子育てに関するご相談を「いつでも・どなたでも・無料で」承り、気軽にご相談いただける環境を整えております。
Kiitos相談窓口はこちら
https://line.me/R/ti/p/@352dpzyq


■今後の展望
「こども誰でも通園制度」は2026年度に本格実施が予定されています。
しかし、試行的事業の現段階では、全国の自治体の7%にも満たない118自治体でしか実施されていません。キートスの運営自治体である千葉市と成田市は試行的事業に手を挙げており、私たちはいち早く参画しています。
千葉市における実施園のうちの約3割、成田市では約4割を当社が担っていることは、私たちがこの制度を積極的に推進している証です。

これまで、親が働いていなければ利用できなかった保育園。
0歳〜3歳未満のこどもを育てている保護者にとって心強い制度だと考えています。
なぜなら、日本の児童虐待死の約6割を占める年齢でもあるからです。だからこそ「こども誰でも通園制度」は、親子を孤立から守る大切な仕組みです。
保育園に来ることで、ちょっとした悩みを話せたり、同じ子育てをしている仲間に出会えたり、保育士に「大丈夫ですよ」と、優しく温かく受け入れてもらえたら、それだけで心が軽くなる親御さんがたくさんいらっしゃると思います。
「こども誰でも通園制度」を通じて、そんな小さな安心の輪を広げていきたいです。
保育園は「こどもが育つ場所」であると同時に「子育て中の全ての親が安心できる居場所」として育てていくために、私たちキートスができることにチャレンジしていきます。
加えて、現在導入に二の足を踏んでいる自治体の方、保育園事業者の方にこそ、実施している私たちキートスに見学にきていただきたいです。

見学をご希望の方は下記問い合わせもしくは電話にてご連絡ください。
https://kiitos.my.site.com/enqueteForm/s/inquiry-homepage
043-301-2633

その他のハイフライヤーズの取り組みについてはこちら
https://www.kiitos-kids.net/press/


■株式会社ハイフライヤーズではメディア取材を歓迎しております。
当日の取材もぜひご相談いただけますと幸いです。

https://www.kiitos-kids.net/news-category/%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2%e6%83%85%e5%a0%b1/


【会社概要】
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/547774/LL_img_547774_8.png
株式会社ハイフライヤーズ

千葉県内にて認可保育園「キートスチャイルドケア」・「キートスベビーケア」を運営しています。保育園が持つ固定観念を払拭し、保育業務のDXを推進する事で社員が自発的にイノベーションを生み出せる組織を目指しています。
株式会社として正しく認可保育園を運営し、こどもたちをはじめ保護者、社員、全てのステークホルダーに対して最大限利益を還元し利用者満足度を向上させることをミッションとして保育サービスを提供しています。人とのつながりを大切にし、こどもたちだけでなく、保護者や社員にとっての「また明日も来たい保育園」であるために今後も様々なことに取り組んでまいります。


【各種お問い合わせ先】
お問い合わせ先 : kiitos@highflyers.co.jp / 043-301-2633
取材お申し込み : https://kiitos.my.site.com/enqueteForm/s/inquiry-press?utm_term=atpress


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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