午前の日経平均は小幅続伸、米株安でも底堅さ 高市トレード意識

前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比14円41銭高の4万7965円29銭だった。写真は東京証券取引所で2024年12月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 8日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比14円41銭高の4万7965円29銭だった。前日の米国市場でハイテク株安となる中、日本株は急ピッチな上昇を経たことによる利益確定売りが上値を抑えたが、高市早苗自民党新総裁の政策に期待する「高市トレード」の地合いが継続した。為替の円安基調も支援材料になった。TOPIXは取引時間中の史上最高値を更新した。
日経平均は米株安を嫌気して売りが先行して一時105円安に下落したが、短時間で切り返すと一時230円高に上昇した。ドル/円の上昇基調や時間外取引の米株先物の底堅い動きが投資家心理を支え、前日終値を挟んだ一進一退となった。
米ハイテク株安を嫌気して国内の関連株は弱い値動きとなり、日経平均の重しになった。ただ、アドバンテストがプラスに切り返すなど、AI(人工知能)需要拡大への期待の根強さも意識された。データセンター関連としてAI関連の一角となるフジクラも上昇した。
国内金利が上昇基調となり、保険や銀行といった金融株が買われた。これまでの急騰局面でハイテク株など一部に偏っていた物色が出遅れ株に向かう循環物色の様相ともみられている。市場では「指数の上昇は一服するかもしれないが、物色の広がりは底堅さを強めそうだ」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声が聞かれた。
TOPIXは0.66%高の3249.20ポイントで午前の取引を終了。前日終値を上回り史上最高値を更新した。東証プライム市場の売買代金は2兆9297億2600万円だった。東証33業種では、値上がりは水産・農林や保険、銀行など27業種、値下がりはゴム製品や化学、精密機器など6業種だった。
防衛関連の強い地合いは継続し、IHIは上場来高値を更新。業績に基づく物色も見られ、わらべや日洋ホールディングスや、サカタのタネは年初来高値を更新した。一方、ダブル・スコープや富士フイルムホールディングス、パルグループホールディングスは軟調だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1007銘柄(62%)、値下がりは535銘柄(33%)、変わらずは73銘柄(4%)だった。
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