プレスリリース

宮大工の技を未来1,000年へとつなぐための育成イベント 羽田空港で10月16日開催!

2025年10月03日(金)13時00分
特定非営利活動法人 宮大工木造技術継承協会は、2026年度「宮大工の學校」の生徒募集開始に伴い、宮大工育成事業のイベント「未来を森で育む(羽田空港に流れつく水の水源の森を想おう)」を、2025年10月16日に羽田空港第1ターミナル内で開催します。
1,400年継承した宮大工の技を、未来1,000年へと残していくための事業です。宮大工を目指す方は無料で参加できますのでお気軽にお越しください。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/548463/LL_img_548463_1.png
案内状チラシ

AIがどれだけ進化しても、1400年受け継がれた宮大工の手仕事は人間ならではの温かみや感性が宿り、それこそが未来の世界で本物として求められる価値となります。
30年後も宮大工はしっかり仕事として残ります。むしろ、時が経てば経つほど、そういった高度で独自性のある手仕事や、伝統的な職人技はより価値が高まっていきます。
30年先となると、さらに技術が進歩してAIやロボティクスがより高度になります。そうなると、今よりさらに複雑な業務や、ある程度の判断を伴う仕事もAIや自動化で担えるようになっていきます。全体として「ルール化・標準化・自動化できる仕事」はますますAIに任せられる範囲が広がっていきます。

宮大工の仕事は1400年という本当に長い歴史と深い技術継承があるので、AIの視点で考えてもそう簡単にはなくならない職業です。特に「人の手でしか生み出せない繊細な木組み」や「職人の感覚による技術の継承」は、AIが代替するのがとても難しい領域です。

少なくともこれから先何十年、あるいはもっと長いスパンで、宮大工の仕事はしっかり残り続けます。むしろ、その価値がどんどん見直されて、より貴重なものとして続いていきます。これから、そういった希少な技術や文化がより一層大切にされる「伝統と現代のコントラスト」の時代に突入します。


10月16日、「ここでしか見られない特別な瞬間」を少しだけ先にお伝えしておきます。
~当日は下記の内容のお話しをします~
「なぜ宮大工の技は1400年も継承し続けているのか?」謎ですよね。答えは彼らの日常に垣間見れることがあります。
宮大工たちは「木の声を聴く」というただの建築技術ではなく、仕事である前に人として自然や森との対話、環境とのつながりという独自の感性を宿しながら修行します。

実際、世界的にも森林保護や持続可能な資源利用の重要性がどんどん高まっています。宮大工の場合は、昔から持続可能な林業や計画的な木材利用を大切にすることで、森を守りながら木を使う文化を未来に繋げていく立場でした。森や木を守りながら使うという考え方です。

今回は単なるイベント紹介ではなく「この先の未来をつなぐ1000年先に向けた意義ある取り組み」であり「社会性や文化的な価値」を大切にします。

日本最古の木造建造物にも宮大工の技があり、そして日本最先端の最長の建物にも宮大工の知恵が採用されているのはなぜだと思いますか?その答えは一番古くして「すでに完璧だった」という無駄のない洗練された技術だからこそ1400年間継承され続けてきたのです。つまり宮大工たちは「伝統×現代」「自然との共生」「未来志向」この3つの要素をすでに1400年前から匠の「道」として継承し続けてなお現代に至りさらに未来1000年に続くということです。宮大工の姿にこそ日本の「真髄」が垣間見れる瞬間があります。それはまさに「1400年の技が羽田空港に舞い降りる」瞬間です!


■■■当日はメディア関係者の皆様もぜひお気軽に取材にお越しください■■■


■イベント概要
イベント名 :未来を森で育む(羽田空港に流れつく水の水源の森を想おう)
同時開催 羽田空港大茶会も開催!
トークショー:言の葉 木村方子
言葉の種まき 村上信夫
宮大工女将 市川千里
開催日時 :2025年10月16日(木) 15:00受付(15:30スタート)
開催場所 :羽田空港第1ターミナル 5階 アートダッシュギャラリー
詳しくは、案内状チラシをご覧ください。
イベントの参加お申込みはこちらから→ https://peatix.com/event/4584019
主催 :特定非営利活動法人 宮大工木造技術継承協会
協力 :アートダッシュギャラリー
後援 :株式会社増田総合研究所



1400年継承され続ける宮大工の匠の技を、この先未来1000年続くよう
宮大工協会では「宮大工育成事業」を行っています。
これからのデジタル時代の若者にアナログ時代最後の現役宮大工棟梁たちが
すべての秘技を伝えていきます。1400年の技は仕事である前に「道」であり、人としての「使命」でもあります。
この思いに賛同でき「宮大工になりたい」方お気軽にご連絡ご相談ください。
※現在は下記の4枠を募集開始しました。対象年齢は15才~70才。

「宮大工の學校」宮大工育成事業内容

【授業期間】
2026年4月~2027年3月まで(3年間希望者は2029年3月まで)
※2025年中の早い入校をご希望の方はお問合せください。
【授業場所】
関東地区・関西地区にて
【募集人数】
若干名
募集枠は下記4タイプの枠があります。(2026年度生)
1】弟子入り枠 募集年齢15才~30才
宮大工を目指したい方対象
新人の受け入れと同時に、さらなる技術向上を目指す現在大工職も入校可
※高校卒業資格制度有り(詳しくはお問い合わせください)
※建築専門学校卒業資格制度有り(卒業後すぐに建築士受験資格有り)
指導方針 1~3年後には現場即戦力の宮大工として活躍できるよう指導
全寮制
授業費用 1年間380,000円(1年~3年間を選択)
(詳しくはお問合せください)
終了後に宮大工資格発行
就職支援
2】リカレント学習枠 募集年齢55才~70才
※「自分の人生最後は歴史に残る建造物を建ててみたい!」
「子どものころ大工さんになりたかった!」
など学び直しや新たな学びに挑戦したい方対象
指導方針 宮大工と共に歴史的建造物の建築を手がけます
授業費用 1年間580,000円(1年~3年間を選択)
(詳しくはお問合せください)
終了後に宮大工資格発行
3】就労支援枠 募集年齢15才~22才
児童施設入や家庭の事情で宮大工の夢があっても学習費用が準備できない方対象
指導方針 3年後には現場即戦力の宮大工として活躍できるよう指導
全寮制
授業費用 全額免除(1年~3年間を選択)
※費用は宮大工木造技術継承協会が全額援助(詳しくはお問合せください)
終了後に宮大工資格発行
就職支援
4】外国人 イーラーニング授業枠 募集年齢15才~50才
指導方針 日本の宮大工の技術を世界中で活躍できるよう指導
授業費用 お問合せください(各国レートによる)
終了後に日本木造技術国際資格発行
ビジネス展開支援
事前体験可能


【特定非営利活動法人 宮大工木造技術継承協会 概要】
公式Instagram : https://www.instagram.com/miyadaiku.japan?igsh=MTM0cmNqZTExY2Nnbw%3D%3D&utm_source=qr
公式ウェブサイト: https://miyadaiku.or.jp
事務局所在地 : 神奈川県横浜市西区西戸部町1-13
事務局TEL : 045-326-6009 045-326-6010

宮大工になりたい方向けの宮大工育成無料体験を随時受付中です。
無料体験お申込みフォームはこちらから→ https://forms.gle/RDRqPaEYVitySfDw7


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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