プレスリリース

『生成AI』の認知と利用に関する調査を実施!「ググる」から「とりあえず聞いてみる」時代へ 生成AIを耳にしたことがある割合は70%超

2025年09月24日(水)10時30分
SEO記事作成やオウンドメディア運営全般のサービスを中心としたWebコンテンツ制作サービスを提供している株式会社はちのす制作(本社:東京都、以下「はちのす制作」)は、2025年6月に生成AIの認知と利用に関する調査を実施しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/545982/LL_img_545982_1.png
「ググる」から「“とりあえず聞いてみる”」時代へ ── 検索行動を変える生成AIのリアルな使われ方

調査の結果、生成AIを耳にしたことがあると回答した人は11,000人のうち71.2%。
そのうち、46.7%がChatGPTやGeminiなどを使って調べ物をした経験があり、60代以上の高年齢層にもその利用が広がっていることが分かりました。
また、本調査(対象:1,101人)では、生成AIを使って調べ物をする人の中でも、検索手段の選び方や意思決定のプロセスに明確な違いがあることが浮かび上がりました。


【調査概要】
・調査機関 :株式会社はちのす制作
・調査対象 :15歳未満~60歳以上の方
・有効回答数:スクリーニング調査:11,000人/本調査:1,101人
・調査期間 :2025/6/18~2025/6/25
・調査方法 :インターネット調査
※本調査では、小数点第2位を四捨五入しています。そのため、数字の合計が100%とならない場合があります。


【調査内容結果(抜粋)】
■以下の生成AIツールを耳にしたことはありますか?
※ChatGPT、Google Gemini、Microsoft Copilot、Claude、Perplexity AI、Meta AIのいずれか。(単数回答、n=11,000)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/545982/LL_img_545982_2.png
以下の生成AIツールを耳にしたことはありますか?

生成AIツールの認知率は71.2%に達した一方で、約3割は未認知層が残っていることが明らかになりました。

■ChatGPTやGeminiなど、生成AIを使って「調べ物」をしたことがありますか?
(単数回答、n=7,274)

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/545982/LL_img_545982_4.png
ChatGPTやGeminiなど、生成AIを使って「調べ物」をしたことがありますか?

生成AIで調べ物をした人は46.7%にとどまり、認知は進む一方で日常利用はまだ普及途上であることが示されました。

■以前のアンケートで、生成AIで調べものをしたことがあるとお答えの方にお伺いします。生成AI(ChatGPTなど)を使って、何を「調べた」ことがありますか?
(複数回答、n=1,101)

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/545982/LL_img_545982_5.png
以前のアンケートで、生成AIで調べものをしたことがあるとお答えの方にお伺いします。生成AI(ChatGPTなど)を使って、何を「調べた」ことがありますか?

生成AIの利用テーマは『問題解決』『専門用語理解』『定義確認』が中心で、比較・相談など高度な情報整理にも活用が広がっています。

■直近で何かを「調べよう」と思った時、最初に使う手段は何でしたか?最も頻度の多いものを選んでください。
(複数回答、n=1,101)

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/545982/LL_img_545982_6.png
直近で何かを「調べよう」と思った時、最初に使う手段は何でしたか?最も頻度の多いものを選んでください。

調べ物の出発点は依然検索エンジンが主流(56%)という結果でしたが、生成AIを最初に使う人も22%に達し、利用行動が多様化しつつあります。

■ChatGPTやGeminiなどの生成AIで調べたあと、「別のサイトやアプリで追加で調べること」はありますか?
(単数回答、n=1,101)

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/545982/LL_img_545982_14.png
ChatGPTやGeminiなどの生成AIで調べたあと、「別のサイトやアプリで追加で調べること」はありますか?

生成AI利用後も半数以上が検索や比較サイトで再調査しており、AIは入口、最終確認は検索に戻る流れが定着しています。


【今回の調査から分かる考察】
今回の調査から、検索行動は「AIで概要を把握 → 検索で詳細確認」という二段階構造に移行していることが判明しました。

生成AIは定義や基本操作など一問一答型に強く、比較・口コミ・価格・地域情報などは依然として検索での検証が重視され、SEOで重要な領域となっています。

■ロングテール戦略と生成AI最適化(LLMO)
生成AIは「最初の疑問解決」、検索は「比較・購入判断」という役割分担が明確化しつつあります。

その中でロングテール検索の価値は高まり、EEATを整備しLLMOを意識したコンテンツ設計と、AIからの出典・参照の獲得が今後のSEOにおける成長ドライバーとなります。

なお、詳細な調査結果や、本調査をもとに、以下のお役立ち資料も作成しておりますので、あわせてご覧ください。

・「ググる」から「“とりあえず聞いてみる”」時代へ ── 検索行動を変える生成AIのリアルな使われ方: https://hachinosu-seisaku.co.jp/column/seo/seisei-ai-tukawarekata/

・15,000人のデータで読み解く『LLM時代のSEO最前線』: https://hachinosu-seisaku.co.jp/dl/llm-seo-saizensen/

また、より詳しい考察としては、下記もご参照ください。

・Google AI Overview(AIO)とはAIが生成した概要のこと | 最新のAIOの調査とユーザー行動を解説: https://hachinosu-seisaku.co.jp/column/aio-toha/

・これからのSEOの勝ち筋は「ロングテール×CVクエリ」|はちのすマーケティングラボ: https://www.youtube.com/watch?v=mhb8LLJKSnA


【引用・転載時のクレジット表記について】
本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「株式会社はちのす制作( https://hachinosu-seisaku.co.jp/ )が実施した調査結果によると……」


【運営サービス】
・SEOブランディング記事作成サービス
https://hachinosu-seisaku.co.jp/seo-branding/
・プレスリリース運用支援サービス
https://hachinosu-seisaku.co.jp/press-release/
・公式YouTubeチャンネル「はちのすマーケティングラボ」
https://www.youtube.com/@hachinosu-seisakuCH


【会社概要】
会社名 : 株式会社はちのす制作
URL : https://hachinosu-seisaku.co.jp/
本社所在地: 〒140-0015 東京都品川区西大井1丁目1-2
Jタワー西大井イーストタワー 2階 品川区立 西大井創業支援センター
電話番号 : 050-5050-3124
事業内容 : - コンテンツ制作のためのアンケート調査/マーケティングリサーチ
- ブランディングを強化するSEO・AIO・LLMO対策のコンテンツ制作
- インスタグラムPRサービス #Chiba Booster/インスタ顧問
設立 : 2023年8月


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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