プレスリリース

ベトナムの食卓に日本品質の完熟ミニトマトジュースを!広島の無添加トマトジュース ベトナムのスーパーや飲食店などで販売開始

2025年08月21日(木)10時30分
大成農材株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長:杉浦 朗)は、同社が製造・販売する「ひりょうやさんのトマトジュース」のベトナムへの輸出を開始し、現地での販売を本格的に展開いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/508647/LL_img_508647_1.jpg
ひりょうやさんのトマトジュース1

【高品質が評価された、栽培にこだわったミニトマト100%のトマトジュース】
「一度食べたら忘れられない」をコンセプトに、味に徹底的にこだわって栽培された自社ブランドミニトマト「ひりょうやさんのトマト」は、一般的なミニトマトの市場価格の約4倍という高価格帯にもかかわらず、高いリピート率を誇っています。このトマトを100%使用し、味の調整を一切行わない無添加のトマトジュースとして商品化したところ、「フルーツジュースかと思った」「この甘さで砂糖も塩も入っていないの?」「トマトジュースは苦手だったけど、これなら飲める」といった声が多く寄せられ、発売後すぐに在庫が品薄になるほどの反響をいただきました。
しかしながら、日本の一次産業は現在、深刻な構造的課題を抱えています。政府は農産物の輸出促進や外貨獲得を掲げる一方で、生産現場では「高く売れない」という現実と向き合わざるを得ません。原材料費や人件費が高騰しても、価格への転嫁は難しく、流通に乗せた瞬間に価格は市場の相場に委ねられてしまいます。「良いものを作っても、正当な価格で評価されない」という状況に対し、当社では独自のブランディングおよび販売戦略を通じて、製品の価値を正しく評価していただける市場を開拓してまいりました。大量生産・大量流通から距離を置き、自社の品質や姿勢に共感してくださるお客様との出会いに力を注いだ結果、国内にとどまらず、海外市場にも目を向けるようになりました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/508647/LL_img_508647_2.jpg
ひりょうやさんのトマトジュース2

【ベトナムのトマト事情】
ベトナムでは、トマトを使った料理が日常的に食卓に並ぶ一方で、トマトジュースはまだ一般的とは言えません。そうした中、2024年11月にホーチミン市で開催された国際食品展示会「Vietnam Foodexpo 2024」に出展し、「ひりょうやさんのトマトジュース」の試飲およびアンケート調査を通じたテストマーケティングを実施しました。
試飲者アンケートでは、味について79%が「おいしい」と高評価を示し、73%が「購入したい」と回答。一方で、現行の日本国内価格(税込2,800円)は現地の物価水準と比べて高価であり、価格に対する改善要望が多く寄せられました。
こうした反応を受け、展示会をきっかけに複数の現地企業との商談を重ね、このたび、輸出にこぎつけました。在留邦人および富裕層を主なターゲットに、ベトナム国内の食品輸入販売会社を通じて、2025年7月末より、日系スーパー6店舗、ベトナム国内ECサイト、高級飲食店14店舗での販売を開始しております。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/508647/LL_img_508647_6.jpg
国際展示会に参加する様子

【ひりょうやさんのトマトジュース詳細】
当社が手がける自社ブランドミニトマト「ひりょうやさんのトマト」は、作物本来のおいしさを引き出す栽培にこだわり、自社製の有機肥料に含まれる豊富な旨味成分により、他にはない深い味わいが特徴です。その高い糖度とコクに定評がありますが、完熟での出荷を目指す中で、収穫直前に果実が裂ける「裂果」が発生しやすいという課題を抱えていました。
しかし、この裂果したトマトこそが、糖度が高く、最もおいしい状態であると私たちは考えています。この"おいしさのピーク"を無駄にせず、多くの方に味わっていただきたいという思いから、「ひりょうやさんのトマト」を100%使用したトマトジュースとして商品化いたしました。
本商品は、無添加・濃縮還元なしのストレートタイプ。果実そのものをそのまま飲んでいるような、フルーティーな甘みと、奥深いコク、うまみを兼ね備えています。「ひりょうやさんのトマト」の魅力をそのまま閉じ込めた一本として、多くのお客様から「トマトジュースは苦手だったけれど、これなら飲める」といったお声もいただいています。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/508647/LL_img_508647_4.jpg
ひりょうやさんのトマト

【今後の展開】
ベトナム市場で一定の評価をいただいたことを励みに、年間3,000本の輸出を目指すとともに、現地でのさらなる需要の掘り起こしを図ってまいります。今後は3年以内に年間20,000本のベトナムへの輸出を計画しています。また、アジア各国への展開もチャレンジしていきたいと思っております。また、将来的にはベトナム国内に自社農園を設けて、現地栽培からの生産体制の構築も視野に入れています。
今後も大成農材株式会社は、安心・安全でおいしい日本の農産物の価値を、世界中の食卓に届けてまいります。



【会社概要】
名称 : 大成農材株式会社
所在地: 〒730-0017 広島県広島市中区鉄砲町7-8
URL : https://taiseinozai.co.jp
ひりょうやさんのトマトECサイトURL: https://hiryo-yasanno-tomato.com/


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プレスリリース提供元:@Press
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