プレスリリース

地方企業のDXをゼロから加速!―長浜商工会議所主催のセミナーに株式会社リソグラCEO杉山が登壇

2025年07月21日(月)09時15分
2025年6月19日、長浜商工会議所が主催するDXセミナーに株式会社リソグラ代表取締役の杉山 満軌が登壇しました。「ITは手段、目的は事業成長」という視点で語られた2時間。会場には製造業・建設業・卸売業・サービス業の経営者やマネージャーが集まり、DXによる課題解決のヒントを熱心にメモしていました。今回は、反響が大きかった「4つのDX型×ROI判断」と「7件の成功事例」についてのレポートを公開します。

1. ROIで見極める「DXの4つの型」
杉山氏は「どの型で投資すれば一番早く回収できるかを"ROI"で見極める」と強調。セミナーでは、参加者が〈縦軸:自社課題の深刻度/横軸:期待 ROI〉のマトリクスに各施策をプロットし、着手すべき順番を可視化するワークを実施しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/443416/LL_img_443416_1.png
DXの4つの型

<ポイント>
● 課題や目標を"数字"で定義することが重要で、これがなくてはシステム開発も上手くいかない(例:月100時間の残業/保守売上0円 → 付加価値率20%向上)

● それぞれの型によって、投資回収の目安は決まっている。自社の収益などを元に、適切な予算を定めることが重要である。

● 小さく作って(プロトタイプ)検証できることがオリジナルシステムの強みであるので、最初から完成形を作る必要はない

2. 7件のDX成功事例を深掘り!
杉山氏が伴走した企業のリアルな数字が紹介され、会場の関心は最高潮に。ここでは各社のビフォー → アフターをより詳しく振り返ります。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/443416/LL_img_443416_2.png
DX成功事例

* 投資額は補助金・助成金適用後の企業負担ベース


<注目ポイント>
● 業務効率化のために開発したシステムを外販したハウスメーカー事例は「守り→攻め」の好循環モデルとして、関心を集めました。自社で作ったシステムをIT補助金などを活用して他社に使ってもらうというのが、一つの成功事例です。

● 外壁塗装のLINE戦略は「小額投資で最大効果」という感想を多くいただきました。「検討期間/比較」が行われやすい業種の場合、LINEは非常に効果的です。


3. 参加者の声 ― 現場で飛び交ったリアルな反応
・卸売業・情報システム課リーダー
「Excel管理崩壊のERP事例は"まさに明日の我が社"で、データ連携の失敗談まで包み隠さず共有してくれた点がありがたい。"安く見えるパッケージほどランニングが高くつく"という警鐘を社内に持ち帰ります。」

・サービス業(個人事業主・ヘアサロン経営)
「電話予約で手が塞がる時間が月30時間。LINEボットで95%自動化した事例を聞いて、"自分でも180万円でできる"と具体的にイメージできました。補助金相談も含め、早速リソグラさんに見積もり依頼します。」

・外壁塗装会社・営業マネージャー
「LINE登録者60倍は衝撃。"既存顧客リストを資産化する"という視点が抜けていたと痛感。セミナー終了後、講師の杉山さんに名刺を渡して"次は顧客接点DXの型を自社でどう展開するか"を個別相談しました。」


<まとめ>
本セミナーでは、課題を定量化しROIを基準にDXの型を選ぶ手法と、成功事例が示す具体的な投資回収シナリオが参加者の大きな学びとなりました。守りの業務効率化で早期にキャッシュを創出し、その成果を攻めの施策へ段階的に振り向ける戦略が多くの企業にとって現実的なロードマップとなりそうです。


<会社概要>
株式会社リソグラ
代表 :杉山 満軌
所在地 :福井県敦賀市
設立 :2022年5月
事業内容:DX・業務システム開発、マーケ支援、補助金伴走


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国外務省、出国禁止の米銀行員は刑事事件に関与と指

ビジネス

中国EV「Zeekr」と「Neta」が販売水増しか

ビジネス

LSEG、取引時間延長を検討 24時間取引も=FT

ワールド

中国、世界最大の水力発電ダム建設に着手 資本市場は
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「マシンに甘えた筋肉は使えない」...背中の筋肉細胞の遺伝子に火を点ける「プルアップ」とは何か?
  • 2
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人口学者...経済への影響は「制裁よりも深刻」
  • 3
    日本では「戦争が終わって80年」...来日して35年目のイラン人が、いま噛み締める「平和の意味」
  • 4
    父の急死後、「日本最年少」の上場企業社長に...サン…
  • 5
    「カロリーを減らせば痩せる」は間違いだった...減量…
  • 6
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失…
  • 7
    約558億円で「過去の自分」を取り戻す...テイラー・…
  • 8
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 9
    小さなニキビだと油断していたら...目をふさぐほど巨…
  • 10
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは「ゆったり系」がトレンドに
  • 4
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 5
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 6
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 7
    「マシンに甘えた筋肉は使えない」...背中の筋肉細胞…
  • 8
    「想像を絶する」現場から救出された164匹のシュナウ…
  • 9
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 10
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 7
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 8
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 9
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 10
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中