プレスリリース

石川県金沢の旅行会社・バス会社の冨士交通、能登半島地震の震災の風化防止を目的に、減災学習企画を考案・実施が決定

2025年03月15日(土)09時30分
このたびの能登半島地震で被害にあわれました皆様に対して心よりお見舞い申し上げます。
株式会社冨士交通は、石川県金沢の地元旅行会社・バス会社として能登半島地震の震災を風化防止を目的に、減災学習企画の考案・実施が決定しました。


■企画への想い
当社は以前より金沢発の着地型能登半島ツアーを実施してまいりましたが、今回の震災で観光ツアーについては、催行が困難な状況になってしまいました。
今まで大変お世話になった能登半島の地域への恩返しの想いで、一時的でなく継続的なサポートを一人でも多くの方に継承することが今、当社に課せられた課題だと痛感し企画に至りました。

皆様の復興に向けての道のりはまだまだ続くとは存じますが、石川県金沢の地元旅行会社・バス会社として何かお役に立てることはないかと思案した末、より多くの皆様へ被災地の状況を正直に伝え、かつ今回の経験を広く伝えていくことにより、日本全国並びに世界へ対してこれから起こりうる自然災害の発生時に減災対策になればとの想いで、減災学習企画の実施が決定しました。


■企画の経緯・目的
地元自治体の皆様等と可能な限り協力のもと構築していきたく考えております。当企画を通じて日本全国どこでも今後起こりうる災害時にどうすれば、命を守れるのか等を考えていただけるきっかけを投げかけていくことを目的とする企画です。
これから起こりうる災害に対して、能登半島地震の教訓を生かして一人でも多くの命をつなぐことになればと考えております。


■企画の基本コンセプト
「能登半島地震を風化させないために...被災地よりつなげたい もしもの場合の命を守る糸口をさがして...」

一般的な旅行会社の企画では能登半島地震の現状を視察いただくための「震災視察」や、震災を風化させないために語り継ぐ「防災学習」を中心に、各地での観光施設等においての消費を目的にする場合が多いのが現状です。
当企画は、今後起こりうる災害への心構えと命を守る行動の体制を学ぶために多くの方々へ伝えていく糸口を求めて「減災学習企画」としての内容を基準にしております。直接的な地域への経済効果を求めるのでなく、結果的に流入人口の増加と地域活性への糸口となればと考えております。


■企画内容
当企画は、単なる観光(被災地見学)ツアーではありません。
能登半島地震の被災された方からのお話をお聞きすることにより、今後起こりうる災害時に少しでも被害を減少させるための行動を考える機会を提供させていただくことが一番の目的です。
阪神淡路大震災や東日本大震災、熊本地震等近年に起きた地震災害地においても、有志の方々によって風化させないために語り継ぐための企画が実施されています。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

台湾輸出受注、10カ月連続増 年間で7000億ドル

ワールド

中国、日本が「間違った」道を進み続けるなら必要な措

ビジネス

26年半ばの金目標価格4500ドル、300ドル引き

ワールド

ユニセフ、ジュネーブとNYの雇用7割移転へ 経費削
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 2
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判殺到、そもそも「実写化が早すぎる」との声も
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 5
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 6
    アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性
  • 7
    【銘柄】イオンの株価が2倍に。かつての優待株はなぜ…
  • 8
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 9
    【クイズ】中国からの融資を「最も多く」受けている…
  • 10
    「これは侮辱だ」ディズニー、生成AI使用の「衝撃宣…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 8
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 9
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 10
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中