プレスリリース

「特別展 上村三代の恩師たち展」を開催します。

2025年01月24日(金)14時00分
近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」は、昨年3月22日に開館30周年を迎えました。この記念の周年、最後の特別展として、2025年2月15日(土)から4月13日(日)まで「上村三代の恩師たち展」を開催します。
女性で初めて文化勲章を受章した上村松園から息子・松篁、昨年11月に逝去した孫・淳之まで、三代にわたって文化勲章を受章した上村三代。それぞれが尊敬する恩師の忘れられない、ことばや思い出をもっています。本展では、上村三代の人生にとって重要な恩師たちを他館からお借りした作品とともに紹介します。今回、松園の恩師、竹内栖鳳の「アレ夕立に」(高島屋史料館蔵)の展示(2月15日~3月16日)とあわせて、本作品を松園が敷き写しした実物大の模写を初展示(全期間)します。
本模写は、松篁の記録にその存在が記されていたものの、その実物を確認できていませんでしたが、今回、当館の資料調査の過程でついに発見されたものです。
詳細は別紙のとおりです。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/423731/img_423731_1.jpg
竹内栖鳳「アレ夕立に」
明治42年(1909)高島屋史料館蔵
[展示期間2月15日~3月16日]

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/423731/img_423731_2.jpg
上村松園「竹内栖鳳筆≪アレ夕立に≫」模写
明治42年(1909)松伯美術館蔵


別紙

1. 名 称 特別展 上村三代の恩師たち展
2. 開催期間 2025年2月15日(土)~2025年4月13日(日)
3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、毎日新聞社
4. 会 場 松伯美術館
5. 休 館 日 月曜日(2月24日(月・休)は開館し、翌25日(火)休館)
6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)
7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕1,100円、小・中学生550円
・20名以上は団体割引(入館料1割引)
・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引
8. 展示作品数 約80点
9. 主な展示作品 ※:前期2/15~3/16 後期3/18~4/13
【上村松園の師匠】
●鈴木松年 「八岐の大蛇退治図」 京都府蔵(京都文化博物館管理)<後期>
●幸野楳嶺 「妓女図」 京都府蔵(京都文化博物館管理)<後期>
●竹内栖鳳 「アレ夕立に」高島屋史料館蔵 <前期>
【上村松篁の師匠】
●入江波光 「母鶏と雛」京都国立近代美術館蔵<後期>
●菊池契月 「朱唇」京都国立近代美術館蔵<前期>
●西山翠嶂 「秣」京都国立近代美術館蔵<前期>
●西村五雲 「初雞」個人蔵<前・後期>
●福田平八郎「鯉魚図」京都国立近代美術館蔵<後期>
【上村淳之の師匠】
●榊原紫峰 「栗と鳩」元 梅屋小学校蔵(京都市学校歴史博物館管理)<前・後期>
●徳岡神泉 「富士」京都国立近代美術館蔵<前期>
●小野竹喬 「沼」京都市美術館蔵<前期>
【上村三代】
●上村松園 「花見」「花がたみ」<後期>ほか
●上村松篁 「閑庭迎秋」「仙禽唳光」「椿」「金魚」「丹頂」「春宵」ほか
●上村淳之 「月汀」「釧路湿原の春」「集う」ほか
*展示作品は、都合により変更する場合があります。
以 上



詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

北朝鮮の金正恩氏、娘とホテルの開業式典に出席 経済

ワールド

マクロスコープ:高市氏は来年どう臨む、解散で安定政

ワールド

中国、26年に都市再開発・住宅市場安定化の取り組み

ビジネス

午後3時のドルは156円ちょうど付近へ反落、日銀利
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低く、健康不安もあるのに働く高齢者たち
  • 2
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 3
    素粒子では「宇宙の根源」に迫れない...理論物理学者・野村泰紀に聞いた「ファンダメンタルなもの」への情熱
  • 4
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 5
    【外国人材戦略】入国者の3分の2に帰国してもらい、…
  • 6
    週に一度のブリッジで腰痛を回避できる...椎間板を蘇…
  • 7
    「信じられない...」何年間もネグレクトされ、「異様…
  • 8
    「個人的な欲望」から誕生した大人気店の秘密...平野…
  • 9
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 7
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 8
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 9
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 10
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中