プレスリリース

奈良交通、NTT西日本で、観光バスのDXを推進~「観光バス リモート案内システム」を導入した バスのトライアル運行開始について~

2023年11月20日(月)18時30分
奈良交通株式会社(代表取締役社長:田中 耕造、以下、奈良交通)と西日本電信電話株式会社 奈良支店(支店長:浅井 達之、以下、NTT西日本)は、2023年11月21日(火)より、リモートで車内案内を実施する「観光バス リモート案内システム」を導入したバスのトライアル運行を開始します。本システムの導入によって、バス1台につき1人のバスガイドが乗務する従来の形とは違い、1人のバスガイドで複数台のバスに同時に一律のご案内をできるようになります。
こうした本システムの特長を生かし、修学旅行をはじめとする、観光バスを利用した旅行や観光の魅力度向上、さらには観光を通じた地域の活性化をめざします。

1.背景
奈良交通は、次世代の観光案内のあり方を検討する中で、バスガイドが乗車しなくても、バス車内や観光地を満喫いただけるような、観光バスの新たな姿を模索しておりました。
また、NTT西日本は、奈良県の自治体や企業が抱えておられる課題をICT(情報通信技術)の力で解決し、地域のお客さまとの新たな価値の創造に長年取り組んでおります。
こうした中、奈良交通とNTT西日本グループは、これまでにも定期観光バスにおいてVRコンテンツを導入するなど、観光DX(デジタル・トランスフォーメーション)による奈良県の観光力向上と地域活性化をめざした取り組みを進めてきました。
今回は、両社が保有する強みを活用し、観光バスの新たな姿の提供へ向けた第一歩を踏み出します。

2.実施概要
修学旅行をはじめとした旅行や観光でご利用いただく観光バスの車内において、「観光バス リモート案内システム」のトライアル運行を開始します。
バスガイド集約拠点(以下、基地局)と観光バス車内をつなぐ本システムの導入により、1人のバスガイドが複数のバスを同時にご案内することが可能になります。
モニター越しながら車内のお客さまが基地局のバスガイドとコミュニケーションを取ることもでき、今までと変わらずご質問やお問い合わせにもリアルタイムにお応えします。また、車内では「交流ナビゲーター」が乗務し、目的地までのアテンド等、バスガイドに代わってお客さまをサポートいたします。

参考:「観光バス リモート案内システム」を利用したバスのイメージ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/376329/img_376329_1.png

3.今後の展開について
トライアル期間にご乗車いただいた学校さま(26校予定)にアンケートのご協力をお願いし、お客さまのご意見等を踏まえて、来年初夏の本格導入をめざします。
特に、複数のバス車内と同時に連携が可能な本システムの特長を生かしながら、バス車内での時間を、より楽しく充実したものとするコンテンツの開発・提供に取り組んでまいります。

4.本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
■観光バス リモート案内システムを導入したバス運行に関するお問合せ
奈良交通株式会社 総務人事部 広報担当 廣田・大川・羽原
TEL:0742-20-3117
■観光バス リモート案内システムに関するお問合せ
NTT西日本 奈良支店 事業推進担当 坂本 TEL:0742-21-4575
※電話番号をお確かめの上、お間違いのないようにお願いいたします。
※ニュースリリースに記載した情報は、発表日時点のものです。
サービス開始日には、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくようお願いいたします。



詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日銀が利上げ決定、政策金利は30年ぶり高水準に 賃

ワールド

EU首脳、ウクライナ支援へ共同借入合意 ロシア資産

ビジネス

トランプ氏、FRB議長候補のウォラー理事と面会 「

ビジネス

長期金利が2%に上昇、19年半ぶり高水準 国債先物
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
  • 2
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末路が発覚...プーチンは保護したのにこの仕打ち
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    ゆっくりと傾いて、崩壊は一瞬...高さ35mの「自由の…
  • 6
    中国の次世代ステルス無人機「CH-7」が初飛行。偵察…
  • 7
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 8
    おこめ券、なぜここまで評判悪い? 「利益誘導」「ム…
  • 9
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 10
    円安と円高、日本経済に有利なのはどっち?
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 9
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 10
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中