プレスリリース

レジリエンスを高めて、日本人のメンタル不調を予防するじぶん強化系アプリ『レジトレ!』本日3月26日、ティザーサイトを公開

2022年03月26日(土)09時30分
京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学分野(古川 壽亮教授)およびデジタルヘルスアプリおよびシステムの企画開発運営を行うライフツービッツ株式会社(以下、ライフツービッツという。東京都渋谷区、代表取締役:井上 総仁)は、本日3月26日、じぶん強化系アプリ『レジトレ!』のティザーサイトを公開しましたのでお知らせいたします。

ティザーサイト: https://rezitore.com/lp

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/302771/LL_img_302771_1.jpg
レジトレ!ロゴ

(1)『レジトレ!』とは
経済産業省・日本医療研究開発機構の「認知症等対策官民イノベーション実証基盤整備事業」および「職場等での心の健康の保持増進を目指した介入のエビデンス構築」事業として認定を受け、こころのしなやかさとストレス耐性「レジリエンス」力を高めるために開発されるトレーニングアプリおよびそのバックエンドシステムを含めたサービスの総称です。


(2)目的:日本のメンタル不調をアプリで予防する
現代社会のストレスは増加する一方で、更にコロナ禍が追い打ちをかけています。
働き盛りの人の6割がストレスを感じていると報告されており(*1)、一生に一度でもメンタル不調を来す人の割合は8割に達するという報告もあります(*2)。
しかしながら、多くの方は正しいストレス対処法を学ぶ機会も少なく、専門家に相談する機会も限られています。我々はその様なメンタル不調に対し、スマートフォンのアプリでスキマ時間を活用し1人で気軽にレジリエンスがトレーニングできるツールを提供します。

*1:労働者健康安全機構「職場における心の健康づくり」2020年版
*2:Caspi A et al. (2020) JAMA Network Open, 3, e203221.


(3)本研究とは
京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学分野では、うつ病治療等に有効である認知行動療法をベースに、ライフツービッツと共同で『レジトレ!』アプリの中に全5つのモジュールを実装します。2022年度から23年度にかけて日本全国で約5,200人にご参加いただき、これら5つのモジュールのどれが有効か、あるいはどの組み合わせが有効か、そしてそれはどのような人に向いているのかを調査する計画です。

◎『レジトレ!』に含む5つのモジュール
◆コミュ力を高めて対人関係のストレスを緩和「アサーション」
◆考え方の幅を広げて柔軟な思考が身につく「認知再構成」
◆身体が動けば心も動く!身体と心のエクササイズ「行動活性化」
◆快眠はストレス解消の特効薬「睡眠行動療法」
◆解決できる事できない事が分かればやるべき事が見える「問題解決技法」

なお、本研究には18才以上の方であればどなたでも無料で応募いただけます。


(4)今後の活動予定
現在、『レジトレ!』はアプリおよびシステムを開発中です。本年2022年秋頃に一般テストユーザーの募集を開始する予定です。詳細は、本日公開したティザーサイト上および公式twitterアカウントにてご案内します。

・2022年3月 ティザーサイト公開
・2022年秋頃 一般テストユーザー募集開始(予定)
・2023年度一杯 第一次計画終了


(5)本研究に参加希望の利用者/自治体・企業等のご担当者様へ
本日公開しましたティザーサイト内にて以下お問い合わせ窓口を開設しました。
本研究に参加したいという個人の方や、団体組織(自治体、企業、学校法人等)のご担当者様はお気軽にお問い合わせ下さい。
順次、準備が整い次第ご案内申し上げます。

◆お問い合わせフォーム : https://rezitore.com/contact/
◆公式Twitter @レジトレ!: https://twitter.com/rezitore


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

インド総選挙、首都などで6回目投票 猛暑で投票率低

ワールド

中国、台湾周辺での軍事演習終了 46機が中間線越え

ワールド

焦点:司法の掌握目論むトランプ氏、側近が描く人事と

ビジネス

アングル:企業投資はドイツからフランスへ、マクロン
MAGAZINE
特集:スマホ・アプリ健康術
特集:スマホ・アプリ健康術
2024年5月28日号(5/21発売)

健康長寿のカギはスマホとスマートウォッチにあり。アプリで食事・運動・体調を管理する方法

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    戦うウクライナという盾がなくなれば第三次大戦は目の前だ

  • 2

    黒海沿岸、ロシアの大規模製油所から「火柱と黒煙」...ウクライナのドローンが突っ込む瞬間とみられる劇的映像

  • 3

    批判浴びる「女子バスケ界の新星」を激励...ケイトリン・クラークを自身と重ねるレブロン「自分もその道を歩いた」

  • 4

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決す…

  • 5

    この夏流行?新型コロナウイルスの変異ウイルス「FLi…

  • 6

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された─…

  • 7

    「天国にいちばん近い島」の暗黒史──なぜニューカレ…

  • 8

    テストステロン値が低いと早死にするリスクが高まる─…

  • 9

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 10

    あり得ない密輸!動物87匹をテープで身体に貼り付け…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 3

    娘が「バイクで連れ去られる」動画を見て、父親は気を失った...家族が語ったハマスによる「拉致」被害

  • 4

    「隣のあの子」が「未来の王妃」へ...キャサリン妃の…

  • 5

    「EVは自動車保険入れません」...中国EVいよいよヤバ…

  • 6

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決す…

  • 7

    SNSで動画が大ヒットした「雨の中でバレエを踊るナイ…

  • 8

    戦うウクライナという盾がなくなれば第三次大戦は目…

  • 9

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 10

    黒海沿岸、ロシアの大規模製油所から「火柱と黒煙」.…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 4

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 5

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 6

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 7

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 10

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中