ニュース速報
ワールド

中国、台湾周辺での軍事演習終了 46機が中間線越え

2024年05月25日(土)16時53分

 中国国営テレビは24日夜、台湾周辺での軍事演習が終了したと報じた。中国人民解放軍は演習について、事前の発表通り、23―24日に行われたと発表した。23日撮影。台湾国防部提供(2024年 ロイター)

Ben Blanchard

[台北 25日 ロイター] - 中国国営テレビは24日夜、台湾周辺での軍事演習が終了したと報じた。中国人民解放軍は演習について、事前の発表通り、23―24日に行われたと発表した。

中国国防省は25日、コメント要請に応じなかった。

中国は台湾を自国の一部だと主張している。今回の演習「連合利剣―2024A」は、「分離主義者」とみなす民主進歩党(民進党)の頼清徳氏が台湾新総統に就任した3日後に実施した。

頼氏は中国との会談を何度も提案したが、拒否されてきた。同氏は台湾の将来を決めるのは台湾の住民のみだとして、中国政府の主権主張を否定。軍事演習を非難し、中国の圧力に屈することはないと述べた。

台湾国防部(国防省)は25日、中国軍機46機が24日に台湾海峡の中間線を越えたと発表した。延べ62機の中国軍機と27隻の海軍艦艇を確認したという。

国防部によると、最新鋭のSu─30戦闘機や核兵器搭載可能なH─6爆撃機などが海峡を飛行し、台湾とフィリピンを隔てるバシー海峡まで接近した。24日には台湾空軍機が撮影した中国のJ─16戦闘機とH─6爆撃機の映像を公開したが、正確な撮影場所は明らかにしなかった。

中国は過去4年間、2022年と23年に大規模な軍事演習を行うなど、台湾周辺で威圧活動を展開している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ECB、25年も赤字計上 リバランスで第1四半期に

ワールド

米有権者、不法移民の送還支持、強硬手法には反対=世

ビジネス

訂正-トランプ関税の混乱、新興国経済にまだ打撃見ら

ワールド

米ICE、急速な人員拡大で身元調査が停滞 不祥事リ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウクライナ戦争5年目の現実
  • 4
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違…
  • 7
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 8
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 9
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 10
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 6
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 9
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中