コラム

私は油断していた......「ずっと寝たきり」を警告された新型コロナ感染者の後遺症体験記

2022年05月02日(月)09時23分

「マスクTPO」をアップデートせよ

さて、そんな私でも、昨今のマスクの着用方法については、少々疑問を感じている。私の考えなど「ぼくのかんがえたさいきょうのコロナたいさく」に過ぎないのだが、参考までに記述しておきたい。

たとえば「沈黙状態」では、マスクは不要なのではないだろうか。

屋外を一人で歩いている時や、屋内であっても、黙ってノートパソコンを叩いたり、本を読んだり、店内の商品を眺めている時は、呼気や飛沫が大きく広がるとは考えにくい。せきエチケットには気をつけたいが、マスクをする効果はかなり低いのではなかろうか。

バスや電車の車内、映画館などは微妙なところ。満員電車では着けておいた方が良さそうだが、空席が目立つぐらいの空間なら、外しても良いかもしれない。線引きが難しい。

一方、「会話をする際(=声を出す場面)」はマスク着用を続けたい。対面での商談や打ち合わせ、周囲に人がいる場所での電話やオンライン会議などが筆頭だ。カフェでおしゃべりをする際なども、飲み物を飲み終えたら忘れずにマスクをして欲しいと思う(ノーマスクで雑談が盛り上がっている人々を散見する)。

飲みながら会話を楽しむ「居酒屋」はマスク着用が困難なので、感染リスクの高い場所と自覚して行くしかあるまい。本格的なウィズコロナ時代を、明るく乗り越えたいものである。

※追記 
ワクチン接種について書き忘れていましたが、21年8月と9月にモデルナを2回接種しました。

プロフィール

西谷 格

(にしたに・ただす)
ライター。1981年、神奈川県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。地方紙「新潟日報」記者を経てフリーランスとして活動。2009年に上海に移住、2015年まで現地から中国の現状をレポートした。現在は大分県別府市在住。主な著書に『ルポ 中国「潜入バイト」日記』 (小学館新書)、『ルポ デジタルチャイナ体験記』(PHPビジネス新書)、『香港少年燃ゆ』(小学館)、『一九八四+四〇 ウイグル潜行』(小学館)など。

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