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公園のデザインに見る日本と欧州の防犯意識の違い
2025年03月05日(水)11時00分
ところが日本では、すべてのスペースがあらゆる人に開放され、遊具も集中することなく点在している。そのため、大人と子供が入り交じって公園を利用している。そこでは、子供の目の前に大人がいても、周囲が違和感を覚えることはない。子供が大人と話していても、不自然に感じる第三者はいない。そこに犯罪者が付け入るスキがあるのだ。
以下、海外の公園を10カ所ピックアップして紹介したい。いずれも筆者が撮影したものだが、写真から、これらの公園が城壁都市をそのまま縮小したかのようなデザインになっていることがお分かりいただけるだろう。

(左)フランス・パリの公園(右)イギリス・ロンドンの公園 筆者撮影

(左)ギリシャ・ロドスの公園(右)ポーランド・ビスクピンの公園 筆者撮影

(左)クロアチア・ザグレブの公園(右)ウズベキスタン・ヒヴァの公園 筆者撮影

(左)ベトナム・ホーチミンシティの公園(右)グアテマラ・グアテマラシティの公園 筆者撮影

(左)アルゼンチン・ブエノスアイレスの公園(右)タンザニア・モロゴロの公園 筆者撮影
    
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