カナダの中国製EV輸入緩和、「後悔することになる」と米高官
2025年5月6日、米ホワイトハウスの外で報道陣の取材に応じるダフィー運輸長官。REUTERS/Kent Nishimura
David Shepardson
[アボンレイク(米オハイオ州) 16日 ロイター] - カナダが中国製の電気自動車(EV)の輸入について制限を緩和する協定を結んだことに対し、トランプ米政権の高官らは16日、強い懸念を表明した。ダフィー運輸長官は「カナダは、中国車を自国市場に持ち込んだことを確実に後悔するだろう」と述べ、これらの車両を米国市場に入れることはないとの考えを示した。
グリア米通商代表部代表はCNBCに対し、カナダの決定に「問題がある」と指摘。ただ、台数が限定的なため米国内の自動車輸出企業に影響はないとの見解を示した。「米国で中国製自動車の流通が限られているのは、関税によって米国の労働者と消費者を守っているからだ」と述べた。
カナダと中国は、EVとキャノーラ(菜種)への関税を引き下げる貿易協定を締結した。カナダは中国産EVについて年間4万9000台までは100%の追加関税を撤廃し、6.1%の税率で輸入する。中国は3月1日までにカナダ産菜種への関税を現行の84%から15%程度に引き下げる見通し。





