米CIA長官がベネズエラ訪問、ロドリゲス暫定大統領と会談=米政府当局者
写真は米中央情報局(CIA)のラトクリフ長官。2025年1月、ホワイトハウスで撮影。REUTERS/Nathan Howard
Erin Banco
[16日 ロイター] - 米中央情報局(CIA)のラトクリフ長官がベネズエラの首都カラカスを訪問し、ロドリゲス暫定大統領と15日に会談したことが16日、米政府当局者の話で分かった。米国とベネズエラとの間に信頼関係を築くことに焦点を置き、両国の協力関係などについて協議したという。今月初めに米国がマドゥロ前大統領を拘束して以降、米政府高官がベネズエラを訪問するの今回が初めてとみられる。
ラトクリフ長官は、トランプ大統領の指示を受けロドリゲス暫定大統領と会談。米政府当局者によると会談は約2時間に及び、ラトクリフ長官は「米国はベネズエラとの関係改善を望んでいる」とのメッセージを伝えたほか、インテリジェンス(諜報活動)協力や経済安定化などについて協議した。
また、ベネズエラが麻薬密売組織などの米国の敵対勢力にとってベネズエラが安全な避難場所になっている状況を解消することについても協議。「ベネズエラが『トレン・デ・アラグア(TDA)』のような麻薬密売組織を支援することは容認できない」との立場を明確に示したという。
ラトクリフ長官のベネズエラ訪問について、ロイターは米ホワイトハウスのコメントを得られていない。
トランプ大統領は14日、ロドリゲス暫定大統領と電話会談を実施。両首脳は会談は前向きなものだったと評した。15日には、昨年ノーベル平和賞を受賞したベネズエラ野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏がホワイトハウスを訪問し、トランプ大統領と会談。マチャド氏はノーベル平和賞のメダルをトランプ氏に贈った。





