ベネズエラ大統領、米と関係改善意向 麻薬協議・投資受け入れ姿勢
ベネズエラのマドゥロ大統領は、麻薬対策に関して米国と本格的に協議することや、米企業からのベネズエラ産石油への投資を受け入れることを提示した。写真は昨年12月28日、ベネズエラ・ラグライアで撮影(2026年 ロイター/Miraflores Palace/Handout via REUTERS)
Corina Pons
[マドリード 2日 ロイター] - ベネズエラのマドゥロ大統領は1日にベネズエラ国営テレビが放映したインタビューで、麻薬対策に関して米国と本格的に協議することや、米企業からのベネズエラ産石油への投資を受け入れることを提示した。トランプ米政権が麻薬対策を掲げてカリブ海に米軍を大規模展開する中、関係改善の意向を示した。
年末の12月31日に撮影されたインタビューでマドゥロ氏は、ベネズエラは米国の「兄弟国」であり、自身が率いる政権も友好的だと主張。2025年11月の直近の会談でトランプ氏が自身を「大統領閣下」と呼び、権威を認めたとも述べた。
マドゥロ氏は「事実に基づいて、真剣に話し始める必要がある。麻薬対策に関して真剣に協議したいなら、われわれにはそれに応じる用意があることを米政権は理解している」と発言。「ベネズエラの石油を望むなら、米企業からの投資について希望する時期や場所、方法で受け入れる用意がある」と話した。
ここ数週間、マドゥロ氏が公の場に姿を見せることが減少しているものの、番組ではマドゥロ氏がインタビュアーと首都カラカスの軍事区域を歩いたり、夫人らを乗せて車を運転したりする様子も放送された。
今回の発言は、マドゥロ氏の対米姿勢への変化を示していると言えそうだ。25年のクリスマス直前のイベントではトランプ氏に対し国内課題に集中するよう促していた。一方、トランプ氏はマドゥロ政権に「正統性はない」と主張している。





